病理学
出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
病理学 (Pathology) とは疾患の原因となる身体の変化を研究する学問である。具体的には、疾患を起こす組織・臓器の変化を形態的、機能的側面から研究する。その上で顕微鏡レベルでの形態的変化を観察することの意義は非常に重要であり、その際組織学や解剖学、微生物学の知識も要求される。
目次 |
[編集] 病理学で扱う項目
[編集] 細胞障害と代謝障害
細胞死の種類や定義、糖・タンパクなどの代謝障害が原因となる代謝異常症、アルツハイマー病などについて学習する。
- 細胞死
- 退行性病変
- 代謝異常症
- 糖質代謝異常症
- タンパク質代謝異常症
- 脂質代謝異常症
- 核酸代謝異常症
[編集] 炎症と移植免疫
免疫応答の機序と免疫による自己・非自己について学び、炎症反応・アレルギー疾患・自己免疫疾患について学ぶ。
[編集] 循環障害
浮腫や血栓症、塞栓症、梗塞について学ぶ。
[編集] 腫瘍
腫瘍の病因、発癌機序、転移や癌免疫について学び、その診断法や治療法についても学習する。
[編集] 感染症
各種細菌、真菌、ウイルスに起因する疾患とその特徴、病理学的特徴についてそれぞれ学習する。プリオン病についてもここで触れる。
[編集] 寄生虫
原虫/吸虫/線虫/条虫の病態、寄生経路、ライフサイクル、診断方法と疫学的な特徴について学習する。
[編集] 奇形
奇形の基礎的な知識、奇形の原因となる因子、死因における奇形の割合、各種先天異常症の治療と予防について学習する。