英語/文法/品詞
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目次
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[編集] 名詞(noun)
単語のうち半分以上は名詞です。
人や物の名などを表します。主語、目的語、補語となります。
名詞にはいくつかの種類があります。
[編集] 可算名詞(countable noun)
数えられる名詞のことを可算名詞(countable noun)という。日本語の感覚では数えられるが、英語では数えられないものもあるので、注意が必要である。
[編集] 普通名詞(appellative/common noun)
数えることができ、ある固有の物体のみを指すのではない一般的なものの名称のことです。
[編集] 集合名詞(group noun)
ある性質をもつグループを指すもの。この場合、そのグループを構成している数は問題になりません。 たとえば「家族」という名詞は、2人家族だろうと4人家族だろうと、familyという単数形には変わりありません。「首都圏の多くの家族がそのイベントに訪れた」などの場合にのみ、familiesという複数形になります。 集合全体を言及するならば単数で受け、集合の構成要素ひとつひとつを意識するならば複数で受けるのが普通です。
- Your family is large.(大家族である)
- Your family are all tall.(皆背が高い)
[編集] 不可算名詞(uncountable noun)
数えることのできない名詞のことを不可算名詞(uncountable noun)という。
[編集] 固有名詞(proper noun)
「ポチ」「東京タワー」「読売新聞」など、人の名前や場所の名称など、普通たった一つのものだけを指す名詞のこと。単語の先頭が大文字になります。例・東京タワー→Tokyo Tower
[編集] 抽象名詞(abstract noun)
「愛」「勇気」など、実際に手に取ったり、目に見えたりしないもの(抽象的な概念)の名詞です。
[編集] 物質名詞(material noun)
物を示す名詞のこと。決まった形をイメージできないので不可算となる。たとえば、水(water)やコーヒー(coffee)は具体的な形をもたない物質なので、不可算名詞となる。コーヒー2杯のように、カップ(cup)などの単位となるものの助けを借りることで、具体性のある量を表すことができる。例えば、a glass of water, two cups of coffeeといった具合に。物質名詞は不可算名詞なので、不定冠詞aが付くことはない。fireといえば、物質名詞としての「火」であるし、a fireといえば、普通名詞として「火事」である。火は数えられないが、火事の件数は数えることができる。
[編集] 不可算名詞の数え方
不可算名詞は前述の通り、数えることのできない名詞です。例えば、water(水)は不可算名詞です。それでは、大量の水といいたい場合、あるいは少量の水、いくらかの水といいたい場合はどうすれば良いのでしょうか。 この問題は、大小・多少を表す形容詞によって修飾することにより解決します。 例えば、「たくさんの水」であれば、a lot of waterだとかmuch waterと表現します。 あるいは、物質名詞の項で述べたように、a piece ofやa cup of, two cups ofによって量を表現することもできます。 重要度の高い形容詞を下に挙げておきました。
some:「いくらか(存在している)」という意味合いで、主に肯定文で用いられる(疑問・否定文では稀)
- I have some money.
疑問文で使うこともあるが、その場合「少しでもあるか・まったくないか」という疑問ではなく、「ある程度の量あるか・そうでもないか」という疑問である。
- Do you have some money?
- Do you have any money?
後者は、少しでもいいから持っているか、それとも持っていないか、moneyという物が存在するか否かだけを問うている感じを与える。それに対して、前者は、まったく持っていないということは無かろう、という前提の上である程度あるのかを訊いている感じがする。ひょっとしたら、たかっているのかも知れない。そんな感じである。
any:「(否定文で)まったくない」という意味で使う。肯定文では「いかなる~も」という意味で用いられる。否定文でも実は「いかなる~も(存在しない)」と解釈して問題無い。下の例文の?は不自然、あるいは文法的に誤った文を表す。
- I don't have any money.
- Any car will do as long as it can run.
- Mt. Fuji is taller than any mountain in Japan.
Anyを肯定文で使うのは構わないが、「いかなる~も…ではない」という否定文を作るときに、notの前にanyを置くのはいただけない。
a lot of:「多くの」という意味で使う。不可算名詞・可算名詞を問わず用いることができる。肯定文においてはmuchやmanyを使うより自然であるとされる。
- Here is a lot of information.
lots of:前述のa lot ofと同じ意味で使われる。
much:a lot ofとほぼ同義と考えて問題ないが、muchは可算名詞に対しては使えず、また、肯定文で用いるのは不自然とされる。否定文では当然ながら「多くはない」という意味になる。
- There is not much space left.
no(=not any):存在を完全に打ち消す表現。「零個の~」や「~が全く無い」という意味であると解釈し、適切に訳せば良い。
- I have no money.(moneyの存在が零なのだと考え、「お金を持っていない」)
- No one can solve the problem.(can solve the problemな人間の存在が零人なのだと考え、「その問題を解ける人はいない」)
[編集] 名詞の数・格(case)・性(gender)
[編集] 名詞の複数形
名詞の語尾に-sあるいは-esをつけることによって複数形にできる。
[編集] 単複同形の名詞
大きな群れで共に行動する動物を表す名詞(fish, carp, salmon, sheepなど)の複数形は単数形と同じ形である。-craftは単複同形である。他にも多数ある。
[編集] 不規則変化するもの
いくらか、これまでの規則に当てはまらない変化をするものもある。
child - children man - men woman - women foot - feet ox - oxen tooth - teeth goose - geese mouse - mice phenomenon - phenomena など
[編集] 単数と複数で意味の異なるもの
pain - pains mean - means hostility - hostilities authority - authorities height - heights water - waters good - goods manner - manners force - forces custom -customs など
[編集] 格(case)
名詞には主格・属格(所有格)・与格・対格の4つの格があり、それぞれ日本語における「~が」「~の」「~に」「~を」にほぼ対応している。ドイツ語における1~4格と同じである。
[編集] 主格
主格の名詞は主語であることを示す。古英語においては代名詞の格変化(thou, thee, thyなど)があったのだが、現代英語においては、位置によって格が規定されるようになり、このような屈折語としての性格は退化してしまった。
[編集] 属格(所有格)
これは今日の英語でも退化せずに残っている。代名詞の所有格や名詞'sで表される。 「~の…」という所有の意味を表すが、名詞構文を構成する際には単に所有の意味であるとは片付けられない。
[編集] 与格と対格(目的格)
どちらも目的格だが、与格は間接目的語、対格は直接目的語となる名詞の格である。 対格の名詞を目的語にとる動詞のことを他動詞という。
[編集] 性(gender)
名詞には男性・女性・通性・中性の4つの性がある。これも格同様、今日の英語では大部分退化してしまっている。 しかし、生物学的な性(sex)を表すものは退化せずに残っている。
・別の語であるもの
男性名詞:man brother nephew father policeman など 女性名詞:woman sister niece mother policewoman など
・-essなどの接尾語によって女性を表すもの
god(神)→goddess(女神) prince(王子)→princess(王女) tiger(雄虎)→tigeress(雌虎) actor(俳優)→actress(女優) host(主人)→hostess(女主人) waiter(ウェイター)→waitress(ウェイトレス)など
ただし、waiter - waitressやその他policeman - policewomanのようなは女権主義者(feminist)などにより性差別を助長するものとして主張され、今日では男女ともにwaiterといったり、警官はpolice officerとしてmanやwomanなど性を示す語をつけないようにしている。
[編集] 冠詞(Article)
日本語に冠詞は存在しませんが、英語では名詞の前に冠詞をおくことがあります。
[編集] 不定冠詞(indefinite article)
不定冠詞は一般的にはたくさんあるうちの一つ、といった感じです。母音の前では「an」、それ以外では「a」がつきます。
I have a car.
×Do you like a car?(たくさんあるうちのどれでもいいから一つの車が好きか、と聞くのはおかしいので、この場合aは不適切です。)
[編集] 定冠詞(definite article)
定冠詞はすでに一度話題に上ったものにつけます。「その」と訳すのが一般的です。
I watched a good movie yesterday.(昨日いい映画を観たんだ。)
Really? Where did you watch the movie?(本当?どこでその映画を観たの?)
[編集] 旧情報を示す限定詞(determiner)として
前述の通りの用法です。つまり、話者と相手が共通して持っている情報に対して付ける冠詞がtheなのです。 たとえば、the car といえば、相手が「ああ、あれのことか」とわからなくてはなりません。 逆に、そのように情報を共有できていないものに対しては不定冠詞を使います。 換言すると、定冠詞は旧情報、不定冠詞は新情報を表すのが一般的ということです。
- I met a man yesterday. The man said to me that he and I had met before.
[編集] 総称的用法(generic use)
ある集合の中の一つの要素を取り出し、それをその集合の代表とさせ、集合全体を総称的に述べる用法。
- The dog is a faithful animal.(犬は忠実な動物である)
総称的用法は、定冠詞のみでなく、不定冠詞によってもそのような意味を表せる。
- A dog is a faithful animal.
こちらは、犬の集合から任意の一頭を取り出し、それは忠実な動物であると述べている。 選び方は任意なので、結局全体を総称的に述べていることになる。 前者より後者の方が口語では好まれ、更に、冠詞を用いない
- dogs are faithful animals.
とした方が好まれるという。 このように無冠詞複数形で述べると、例外の(faithful animalでない)ものの存在を認めることができるので、 例外を許さぬ感じを与える先の二例よりも一般的に用いられるのであろう。 そういった意味では、定冠詞による総称的用法は例外を断固認めぬ態度が現れるのであろう。
[編集] 抽象名詞化
- The pen is stronger than the sword.
(ペンは剣よりも強し) このように、定冠詞Theは、その名詞のもつ性質を抽象することができる。 この場合、The penはペンそのものではなく、ペンの持つ性質(物を書き、相手に考えを伝える)を指しており、the swordも剣そのものではなく、剣の持つ性質(武力により相手を屈服させる)を指している。
[編集] 代名詞(Pronoun)
[編集] 不定代名詞(indefinite pronoun)
someやone, othersなど、特定の物に限定しない代名詞。 someは特定のものを表すのではなく、そういう物も存在する、程度の意味と思えば良い。 たとえば、Some say he's crazy.といえば、「彼は狂っている」という人たちも存在する、くらいの意味である。ここで、someは主語として、代名詞として機能している。 あるいは、
- I lost my umbrella yesterday, so I have to buy one.
といえば、oneは"a umbrella"の意味であり、「その傘」という限定はなく、「どの傘でもいいが、ひとつの傘」という不特定のものを表している。
[編集] 定代名詞(definite pronoun)
[編集] othersとthe others, anotherとthe other
othersといえば、不特定の他者を表すが、the othersと定冠詞を付けると、特定の他者となる。
- Some say he's smart, and others say he's not.
- Some are fat, and the others are not.
前者は、「彼を賢いという人もいれば、賢くないという人もいる」。「そして、当然、そのどちらとも言っていない人もいる」を含意しているので、othersにtheを付けず、限定していないのである。仮にtheをつけたら、それは、この世の中には「彼を賢いと言っている人」と「彼を賢くないと言っている人」の2種類の人間しかいないことになる。そして、仮にそうならば、二者択一なので、片方を挙げれば、もう片方は必然的に限定されることになる。
anotherとthe otherの関係はこれと同じである。anotherは、an other、つまり特定なものに限定しないotherであり、the otherは特定のものに限定するotherである。
- I don't like it. Show me another.
- I have two cats: one is white, and the other is black.
[編集] 人称代名詞(personal pronoun)
| 単数 | 複数 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 主格 | 所有格 | 目的格 | 所有代名詞 | 再帰代名詞 | 主格 | 所有格 | 目的格 | 所有代名詞 | 再帰代名詞 | |
| 一人称 | I | my | me | mine | myself | we | our | us | ours | ourselves |
| 二人称 | you | your | you | yours | yourself | you | your | you | yours | yourselves |
| 三人称 | he | his | him | his | himself | they | their | them | theirs | themselves |
| she | her | her | hers | herself | ||||||
| it | its | it | - | itself | ||||||
| 人を表す名詞 | Mike | Mike's | Mike | Mike's | - | boys | boys' | boys | boys | - |
過去には、二人称の人称代名詞は、単数はthou,thy,thee、複数はyou,your,youと分かれていました(Shakespeareの作品などで見られる)。 しかし、現在では二人称単数と二人称複数は同じ形です。
[編集] 関係代名詞
関係代名詞は、節を導き、その節全体で先行詞を修飾する形容詞節として作用します。 たとえば、SVO which[who]~.となっている場合は、「Sが"~である"OをVする」という具合に"Oがどのようなものなのか"を説明しているのである。
I saw a man. He is my father's old friend.
という文を関係代名詞を使って表すと、
I saw a man who is my father's old friend.
となる。 関係"代名詞"という名は、このように代名詞として機能することから納得できよう。
[編集] 関係代名詞which,whoとその格変化
先行詞、すなわち関係代名詞によって導かれる節が修飾する語句、が人であれば、who/whose/who(m)を用いる。先行詞が人以外であれば、which/whose/whichを用いる。
関係代名詞whoの主格はwho,所有格(属格)はwhose,目的格はwhomである。whomは口語ではあまり好まれず、whoで代用されるか省略されてしまう(もちろん、文法的にはwhoよりwhomを使う方が正しい)。
関係代名詞whichの主格と目的格はwhich,所有格(属格)はwhoseである。
(1) 関係代名詞whichが主語となる場合
- I was forced to buy a good which wasn't useful at all.
a goodを先行詞としているので、関係代名詞はwhoでなくwhichとなる。 関係代名詞whichが導く節(which wasn't useful at all)の中で、whichは主語となっている。
(2) 関係代名詞whichの所有格を使う場合
- I can see a house whose roof is red.
a houseが先行詞なので、関係詞はwhichであり、「その家の屋根」という所有を表すので、所有格のwhoseを用いている。whoseをthe roof of whichとしても問題はない。
(3) 関係代名詞whichが目的語となっている場合
- I lost a wallet which my father had given to me before.
a walletが先行詞で、関係代名詞whichは目的格である。 My father had given it to me before.のitにあたるもの(the wallet)がこの文の関係代名詞whichなのである。なお、目的格の関係代名詞のように、関係代名詞の直後に主語+動詞と続いている場合、その関係代名詞は省略可能である。
(4) 関係代名詞whoが主語となっている場合
- I met a man who smoked a lot.
(5) 関係代名詞whoの所有格whoseを使う場合
- I have a friend whose father is a famous writer.
(6) 関係代名詞whoの目的格whomを使う場合
- I saw a girl whom my brother loves.
[編集] 関係代名詞thatが好んで使われる場合
先行詞が"人と人以外のもの"のとき、whoもwhichも使いづらく、代わりにthatを用います。
- The car ran over a man and his dog that were taking a walk.
関係代名詞の導く節が疑問詞whoを修飾するとき、Who who~?だと語感が悪いので、Who that~?とします。
- Who that met him in person can betray him?
この文は、Who can betray him?(誰が彼を裏切れようか)という疑問文のWhoを、that met him in personが修飾し、「彼と個人的に会った誰が(=彼と個人的に会った人であれば、誰が)彼を裏切れようか」という意味の疑問文をなしています。
any(任意の), every(~の全体), all(全~)のような総称表現にはthatを用います。
- Is there anything else that you want to buy?
- All that you have to do is to wait for him.
また、only~や序数(the firstやthe second)+~のように強く限定するものが先行詞のときも、thatを用います。
- Man is the only animal that can use fire.
あるいは、先行詞が補語で形容詞のときにもthatが用いられます。
- She isn't beautiful that I thought she was.
この例文だと、thatの先行詞はbeautifulであり、関係詞節がI thought she was beautiful.という意味をなしています。「彼女は私が思っていたようには美しくなかった」
[編集] 関係代名詞の省略
(英文中の(…)は省略できる語を表す)
目的格の関係代名詞は通常省略できる。 例えば、
- She is a teacher (whom) everyone likes.(彼女は誰からも好かれる先生(の類の一人)である)
しかし、関係代名詞が主格である場合も、which there isとなっている場合や、which I think is …となっている場合は省略可能であるので、"関係代名詞の直後に、カンマやポーズ無しに主語+動詞が続く場合は省略可"というのが定説となっている。
なお、目的格の場合であっても、前置詞が直前に置かれている場合は省略不可である。たとえば、次の文のwhichは目的格であるが省略できない。
- I visited the house in which my grandfather lived.
また、後述するwhatは、目的格だとしても省略不可能である。
[編集] 関係代名詞の二重限定
[編集] 限定用法と継続用法
文の前に?がついているものは、不自然あるいは文法的に不適切な文であることを示す。
関係代名詞の用法には、限定用法と継続用法(非限定用法)がある。 限定用法は、「(先行詞)のうち~であるもの」という限定の意味を表す。 たとえば、
- There were few passengers who were seriously injured.
- There were few passengers, who were seriously injured.
の前者は、乗客全体の集合から「乗客のうちで重傷を負った人」に話を限定して話している。 それに対し、後者は、「(そもそも)乗客はほとんどいない」と言ってから一旦ポーズを置き、"but they were seriously injured.(しかし、彼ら(=その少しはいた乗客)は重傷を負った)"と話を継続させている。
前者を日本語に訳すと、
「重傷を負った乗客はほとんど皆無であった」であり、
後者は、
「ほとんど乗客はいなかったのだが、(少しばかりいた)乗客は重傷を負った」
である。このように、大きく意味が違ってくるので、読解において誤読を防ぐには、限定用法なのか継続用法なのかはきちんと把握せねばならない。なお、会話の際は、継続用法の場合、カンマの代わりに少しだけポーズを置く。
他にもいくつか例を挙げておく。
- He has a wife, who is from Okinawa. (=He has a wife, and she is from Okinawa.)
- ? He has a wife who is from Okinawa.
前者は、まずはっきりと「彼には(ひとり)奥さんがいる」と伝えている。その上で、「その人は沖縄出身である」と言っている。それに対し、後者の"a wife who is from Okinawa"は限定用法なので、「奥さんの中で沖縄出身の人」という限定を意味する。つまり、一夫多妻を意味してしまう。「何人も奥さんはいるんだけど、その中で沖縄出身のある人を話題に挙げている」感じである。
- This is Mt.Pinatubo, which erupted in 1991.
- ? This is Mt.Pinatubo which erupted in 1991.
下の文は、1991年に噴火したピナツボ火山以外のピナツボ火山があるかのような言い方で、明らかにおかしい。
[編集] 複合関係代名詞what
whatは先行詞を伴わない。what S Vで、「SがVするもの[事]」である。この関係代名詞whatはwhat S Vにおいて、Vの目的語となっている。別に、whatを直接目的語として、間接目的語もとり、what S V O(←間接目的語)となっていても問題はない。(例.what he gave me:meはgaveの間接目的語であり、whatが直接目的語である)
- What he says is always true.
- What I need is LOVE.
- What she gave me then is a sweater.
[編集] what S + be動詞
what S is[am,are]:今のS
たとえば、what he is「今の彼」 what I am「今の私」
時制を変えた次のような表現もある。
what she was「昔の彼女」
what we should be「我々がそうであるべきもの(理想像)」
what he used to be「以前彼がそうであってもの」
[編集] 関係代名詞に準ずるもの
本来は接続詞であるが、関係代名詞のように使われるものもある。
[編集] as
suchやthe sameによって共起し、「~のような」の意味を表す。次の文ではasは主格となっている。
- Read only such books as will help you.(役に立つような本のみを読みなさい)
[編集] but
which~not…の意味を表す。cannot help butのbutと同じで、「~を除いては」のexceptに似た意味である。
- There is no rule but has some exceptions.(例外なき規則はない)(old-fashioned)
なお、このbutの用法は古風であり、現在では使われない。現在では、
- There is no rule without exceptions.
- Every rule has its exception.
のように表現した方が良いであろう。
[編集] than
比較級 ~ than …のthanは通例は接続詞として扱われるが、次の例のように関係代名詞のように使われることもある。
- There are more things in heaven and earth, Horatio, than are dreamt of in your philosophy.
(ホレーショよ、この天地の中には人智の及びやしないことがまだあるのだよ。)(シェイクスピアの戯曲『ハムレット』より)
[編集] 動詞(Verb)
日本語では述語動詞は原則として文末に来ますが、英語の普通の文章では主語となる名詞の後ろに来ます。
[編集] be動詞
「・・・である」という関係/状態/性質などを表す動詞です。主語・時制により数通りに変化します。
| 現在 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 一人称 | (I)am | (We)are |
| 二人称 | (You)are | (You)are |
| 三人称 | (He/She/It)is | (They)are |
| 過去 | 単数 | 複数 |
| 一人称 | (I)was | (We)were |
| 二人称 | (You)were | (You)were |
| 三人称 | (He/She/It)was | (They)were |
古典的な英語やドイツ語と同じように、『動詞を文頭に移動する』ことによって疑問を表せる動詞である。
- Is this yours?
[編集] 一般動詞
一般動詞の例)play, open, live, think, call, jump, show, ask
一般動詞は、物事の動作や状態を表現するときに用います。 古典的な英語においては、be動詞と同じように動詞を文頭に移動することで疑問を表せたが、現代の英語では、 助動詞を用いることにより疑問や否定を表す。 助動詞を文頭に移動すると疑問文、助動詞の直後にnotを添えると否定文となる。 助動詞を含まない文の場合は、助動詞doを加え、先の規則を適用する。
- May I come in?
- A man cannot live forever.
- Do you have some money?
(※持っているか持っていないかの二択でなく、少しは持っているだろうという期待の下の疑問なので、someは誤りでない)
- I don't care about it.
[編集] 自動詞と他動詞、完全動詞と不完全動詞
動詞には四つの種類があります。
- 自動詞と他動詞
・自動詞
「run(走る)」「jump(飛ぶ)」など、動作を受ける物や人物(目的語)を必要とせず、それ無しで文が成り立つような動詞のこと。
・他動詞
「knock(叩く)」「eat(食べる)」など、動詞だけでは文として成立しない、動作を受ける物や人物(目的語)を必要とする動詞のこと。 『叩く』や『食べる』のみでは、意味は通じますが、「何を」叩いたり食べたりするのかという疑問が残ってしまいます。
- 完全動詞と不完全動詞
・完全動詞とは補語を必要としない動詞です。
・不完全動詞とは補語を必要とする動詞です。 ここで、補語とは、文を完全なものにするために主語や目的語の状態を記述する語句のことである。 たとえば、I am.で文を終えると、相手にはI am…何?という疑問が残り、到底完全な文とはいえない。 これにIの状態を記述する語句(たとえばhappy)を加えると、
- I am happy.
となり、完全な文ができる。このとき、この例ではhappyだが、これを補語という。 この定義に従えば、
- I am from Japan.
のfrom Japanも補語と考えられるが、今日の日本の高等学校での英語、大学受験での英文法では、 前置詞句は原則としてSVOCの主要素に含まないというルールが存在しているようである。 7文型説によれば、このfrom JapanはAであり、文型はSVAであるして、SVとは区別される。
※自動詞か他動詞か、完全動詞か不完全動詞かによって、動詞は
「完全自動詞」
「不完全自動詞」
「完全他動詞」
「不完全他動詞」
の四種類に分類されます。さらに完全他動詞のうち、いくつかのものは授与動詞と呼ばれます。
動詞の形は文章の時制によって変化します。
- 例
- 原形 : play
- 現在形:play/plays
- 過去形:played
- 完了形:(have) played
- 進行形:(be) playing
(詳しくは時制を参照のこと)
[編集] Vendlerによる動詞の分類
Vendlerによる分類では、状態か動作かに加え、語に内在する相(Aspect)によって4つのグループに分類します。すなわち、state(状態動詞), action(活動動詞), achievement(到達動詞), accomplishment(達成動詞)です。日本語の国文法においても、似たような動詞の分類が、金田一春彦によってなされました。
[編集] 状態動詞(state)
[編集] 活動動詞(action)
[編集] 到達動詞(achievement)
[編集] 達成動詞(accomplishment)
[編集] 準動詞(verbal)
不定詞,動名詞,分詞のことを、動詞に準ずるものという意味で準動詞といいます。verbalの語尾-alは「~のようなもの」の意の接頭辞です。
[編集] 不定詞(infinitive)
to+動詞の原形 のものをto不定詞、動詞の原形のみのものを原形不定詞といいます。 ただし、原形不定詞を使う場合は非常に限られているので、不定詞といえばto不定詞を指すのが普通です。 to不定詞は様々な意味を持ちえますが、文法的には3つの用法に分類されます:すなわち、名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法です。
[編集] 不定詞の名詞的用法
名詞的に使われ、敢えて訳すなら「~すること」という意味を表す用法。(ただし、常に「~すること」=to不定詞の名詞的用法と短絡的に考えないこと) 次の3つの例文は、それぞれto不定詞が主語・補語・目的語となる場合である。
- To talk with him is a great pleasure to me.
- My hobby is to collect stamps.
- I want to know the facts.
※先の2つの例文は若干不自然な文ではあります。第一の例文は主語が頭デッカチになりすぎであり、第二の例文はto不定詞では叙述に躍動感が得られず「本当に好きなんかい?」という疑問を与えかねない。前者は、仮主語itを立ててto talk with himを右に移動すべきだし、後者はto不定詞より動名詞で表すべきである。
[編集] 不定詞の形容詞的用法
形容詞的に使われ、通例直前の名詞を修飾する。
- Luckily, he had a friend to help him, a friend in need.
- Some old poor man doesn't have a house to live in.
下の例のように、前置詞が含まれる場合、
- ? Some old poor man doesn't have a house to live.
のようなミスを犯しがちである。これを防ぐにはどうしたら良いだろうか。 ひとつの方法としては、不定詞の意味上の主語と目的語をきちんと把握し、それによって文を構成できるかを考えてみると、このようなミスは防ぎやすい。 例えば、上の文の場合、誰がliveするのかといえば、Some old poor man(ある哀れな老人)である。つまり、liveの主語はsome old poor manである。このことを、"不定詞to liveの意味上の主語はsome old poor manである"と表現する。また、どこにliveするのかといえば、houseにliveするのである。つまり、これらをもとに文を構成すると、
- Some old poor man lives in a house.
となり、inが必要のはずである。決して
- ? Some old poor man lives a house.
という文は作れないはずである。
このようにして、不定詞の意味上の主語と目的語を基に文を構成できるかを考えれば、必要な前置詞を誤って省いてしまうミスは防げるはずである。 ちなみに、上に挙げた文
- Some old poor man doesn't have a house to live in.
は、否定文であり、「ある哀れな老人は住むべき家がなかった」という意味である。
[編集] 不定詞の副詞的用法
副詞的に使われる用法。「~するために」という目的を表す他に、「…の結果~することになる」などとり得る意味が多い。
[編集] 動名詞(gerund)
名詞と動詞のどちらの性質も持つが、文法的には名詞として扱われ、主語・補語・目的語となるほか、前置詞の目的語にもなる。
[編集] 分詞(Particle)
形容詞的あるいは副詞的に働き、名詞ないし文全体を修飾する。文全体を修飾する分詞句は分詞構文と呼ばれる。ここでは、前者の名詞を修飾する形容詞句としての分詞を扱う。
分詞には現在分詞と過去分詞があり、現在分詞は能動的かつ非完結的、過去分詞は受動的かつ完結的な意味を表す。
[編集] 現在分詞
[編集] 過去分詞
[編集] 助動詞(Auxiliary verbs)
can:できる
do:する
may:してもよい
must:しなければならない
will:する(だろう)
(shall)
などが代表的です。
時制に関して言えば、
will(shall)が未来を表す役目を持ちます。
助動詞は、その名の通り、動詞を補助する品詞である。それぞれ、用法によって意味が異なることがあります。do以外は「法助動詞」と呼ばれます。
助動詞にはbe・haveが含まれる場合もあります。
[編集] 法助動詞(Modals)
[編集] canとbe able to
can,be able toは能力を表す助動詞である。
- I can fly.
- He is able to swim across this river within a minute.
能力の意味から派生して、可能性を述べることができる。
- Can it be true?(果たして本当なのだろうか)
- It cannot be true.(それが真実であろうはずがない)
可能であるかどうかを尋ねることで、相手に許可を求めることができる。
- Can I go out?(出かけてきていいかい)
canは相手の意思を訊くというよりも、周囲の状況からそれが可能な状況であるか、 を相手に問うている感じを与える。それゆえに、相手の意思からやってもいいか悪いかを 尋ねる場合は"May"を使う方が丁寧とされる。
なお、ほとんどの場合において、canとbe able toはほぼ同じ意味を表すと考えて良さそうだが、 過去形could, was able toに関しては解釈も大きく異なるので注意されたい。
couldは単純に「~する能力があった」ことを表すが、
was[were] abel toは、「~する能力があり、実際に遂行した」ことまで含意する。
[編集] may, might
mayは推量・許可の助動詞である。「主語に対して、話者が、話者の意思で~する道を開いている」というイメージを持つ。それゆえ、推量は、客観的というより主観的である。一方でcanによる推量は「状況が、~することを許しうる」という意味あいなので、はるかに客観的な表現である。
- You may go out.(外出してよろしい。:尊大な感じを与えるのでyou can go out.の方が好ましいだろう。)
- It may come true.(実現するかも知れない)
※mayを推量の意味で使うとき、その確信度は五分五分と言われる。つまり、上の文の場合、「するかも知れないし、しないかも知れない」
また、「~しますように」という祈願を表すことができる。(祈願文)
- (May) God save the queen.(女王陛下万歳)
- (May) God bless you.(神のご加護を)
このようにmayが省略されることはしばしばある。
mightはmayの意味を弱くしたものであるが、基本的に推量の意味でしか使われない。
[編集] mustとhave to
mustもhave toも義務・推定の意味で使われる助動詞である。「~しなくてはならない(義務)」「~にちがいない(推定)」
- You must be careful during your drive.
- It must be true.
- I had to study Social psychology yesterday because I have a test this weekend.
- He has to be a murderer.
have toは過去を述べる(had to)ことも、未来を述べる(will have to)こともできる。 mustとhave toの本質的な違いは何か。canとmayのとき同様、客観性である。 mustは主観的、have toは客観的である。上の例文で確認されたい。
[編集] will,wouldとshall;be going to
[編集] shouldとought to
[編集] used to
[編集] needとdareの助動詞用法と本動詞用法
needとdareは、助動詞用法と本動詞用法がある。 助動詞として使われる場合は、次のような場合である。
- You need not go there alone.(独りでそこに行く必要はないでしょう。)
- Need you help him with his homework?(彼の宿題を手伝う必要がありましょうか。)
- He dare not speak.(口を聞くこともできない(思い切りがなくて))
needは"必要"を表す助動詞であり、dareは"敢"の意味に近く、「(多少の無理があっても、思い切って、積極的に)やる」という意味を表す。上の例に挙げたような助動詞としての用法は、通例疑問文・否定文の中だけに限られる。つまり、
- ? He need sleep.
のように肯定文で使われることは、無い。
肯定文中でneedやdareを使う場合は、助動詞ではなく、普通の一般動詞、すなわち本動詞として扱われる。そして、これらの本動詞は、to不定詞を目的語とすることができる。先ほどのHe need sleep.という誤文の場合、本動詞のneedを用い、
- He needs to sleep.
とすれば、文法的に誤りの無い文となる。 なお、本動詞のneed[dare]+to不定詞は、否定文や疑問文でも使える。
dareに関しては、I dare sayやHow dare…?のような熟語的な表現にも注意したい。
I dare say:「多分, おそらく」の意味で、I suppose…とほぼ同じ意味である。
- I dare say I can catch the train.
How dare…?:「よくも[ずうずうしくも]~できるね」という他人に対する憤慨を表す表現。
- How dare you say so?(よくもそんなこと言えるね。)
[編集] Modal+have+p.p
[編集] 形容詞(Adjective)
big(大きい)
heavy(重い)
that(その)
などに代表される、人や物の状態や性質を表す言葉のことをいいます。名詞を修飾します。
また、補語として使われる場合もあります。
形容詞には次のような種類があります。 ①性質形容詞-ものの性質を表す。大部分の形容詞が属する。
②数量形容詞-ものの数量を表す。はっきりとした数を表す数詞と漠然とした数を表す不定数量形容詞に分かれる。
③代名形容詞-代名詞のかわりに用いられる。
④関係形容詞
⑤疑問形容詞
[編集] 副詞(Adverb)
述部ないし文全体を修飾する修飾語である。形容詞との違いは、形容詞はあくまで名詞を修飾する、ということである。
quite(全く)、quickly(素早く)など、 動詞・形容詞を修飾し、程度(頻度)を表します。
日本語形容詞の「~く」という形の使い方に近いものがあります(あくまでも目安として)。 構文の要素であるS、V、Oのいずれにも含まれません。
[編集] 文修飾の副詞
文全体を修飾する副詞である。
- Unfortunately, he failed in the examination.
[編集] 話者指向副詞(Speaker-oriented adverb)
節の内容を受けての話者の感想を表す副詞。
- To be frank with you, he is an idiot.
この副詞句To be frank with youは、「率直に」という意味を表すが、率直なのは話者の言及するhe(彼)ではない。そうではなく、話者が率直なのだ。 このように使われる副詞を話者指向副詞という。
[編集] 主語指向副詞(Subject-oriented adverb)
話者指向副詞とは違い、副詞が主語指向である。
- Cleverly, John solved the problem in a minute.
Cleverlyは「賢いことに」を表す副詞だが、話者が賢いわけではない。主語(John)が賢いのだ。このように使われる副詞を主語指向副詞という。
[編集] 述部修飾の副詞
何も副詞は、上の2例のように節全体を修飾するのみではなく、節の述部、主に動詞を修飾し、どのように~をしたのか、という様態を表すことができる。
- Michael danced beautifully.
これは、beautifullyにdanceしたか、どのような様子で動作がなされたのかを説明している。 このように述部を修飾する副詞を様態の副詞ということもある。 様態の副詞は通例動詞の直前(助動詞と動詞の間)か文末に置かれる。 逆に、それ以外の位置に置かれれば、文修飾の副詞と解釈されうる。
- Rudely, he was absent from the meeting.(失礼にも彼はあの会議に欠席したんだ)
- ? He was absent from the meeting rudely.(彼は失礼な作法であの会議を欠席したんだ)
※なお、後者の文は、"動作"を修飾すべき様態の副詞と状態動詞が共起しているため、不自然な文と解釈される可能性がある。
[編集] 接続詞(Conjunction)
[編集] 前置詞(Preposition)
in ~(~の中に)
near ~(~の近くに)
位置などの関係性を表します。
動詞を修飾したり、前置詞の後ろに来る名詞と一体になって名詞を修飾したりします。< /br> 動詞と前置詞が一体となって慣用的に使われるものは熟語と呼ばれます。

