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タタール語

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

タタール語は、ロシア連邦に属するタタールスタン共和国の公用語である。カザン・タタール語とも呼ばれる。ロシア国内の話者は約500万~700万人と推定される。

言語の系統

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タタール語はテュルク諸語キプチャク語群に属する。系統的にはバシキール語やカザフ語などに近い。

主要な方言は、次の3つに大別される。

西部タタール語・ミシャル (Mişär)
中部タタール語・ミンザラ (Minzälä)
シベリア・タタール語

言語学的特徴

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形態論的類型論に従えば、タタール語文法は膠着語に似るとされる。音韻においては、母音調和と呼ばれる特徴を持つ。語彙にはロシア語のほか、アラビア語やペルシア語からの借用語が多い。

音素

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子音

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タタール語の子音
両唇音 唇歯音 歯茎音 後部歯茎音 歯茎硬口蓋音 硬口蓋音 軟口蓋音 口蓋垂音 声門音
鼻音 m n ŋ
無声破裂音 p t k q (ʔ)
有声破裂音 b d ɡ ɢ
無声破擦音 (t͡s) (t͡ʃ)
無声摩擦音 f s ʃ ɕ χ h
有声摩擦音 (v) z ʒ ʑ ʁ
ふるえ音 r
接近音 w l/ɫ j

括弧内の音素は、主に他言語からの借用語に見られるものである。

母音

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タタール語の母音: 前舌母音
円唇 非円唇
ʉ i
ɵ̆ ĕ
æ
タタール語の母音: 後舌母音
円唇 非円唇
u
ŏ ɤ̆
a

正書法

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現在のタタール語はキリル文字によって表記されている。

参考資料

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櫻間 瑞希・菱山 湧人 著「ニューエクスプレスプラス タタール語」(白水社)

脚注

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