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トランプ/クオドリベット

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

クオドリベット(Quodlibet)は、中央ヨーロッパを中心に伝わる伝統的なカードゲームです。複数の小さなゲーム(契約)を連続して行う形式が特徴です。4人で遊ばれて、各契約ごとに異なる目標が設定されるため、 プレイヤーは毎回異なる戦略を求められます。

所要

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  • プレイ人数は4人です。
  • トランプカード52枚のうち、A,K,Q,J,10,9,8,7の計32枚を使用します。
  • 12 種類の契約を通して、もっとも少ないペナルティ点で終えることが目標です。
  • ランクの強さ:A>K>Q>J>10>9>8>7

ゲーム

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クオドリベットは、契約(ミニゲーム)を順番に行うことで1セットが成立します。契約ごとに「避けるべきカード」や「取ってはいけないトリック」が異なります。

契約の決め方

  • クオドリベットでは、誰がどのミニゲームを選ぶのかが明確に決まっています。
  • ゲーム開始時にディーラー(カードを配る人)を決めます。
  • 最初に決められたディーラーは、契約をどの順番で行うかを決めることができます。
  • 1トリック終わったらディーラーを交代します。
  • 契約の種類はトランプ/クオドリベット#契約の種類まで。

プレイの流れ

  1. 各プレイヤーに8枚ずつ配ります。
  2. ディーラーの左隣からカードを出し、以降は反時計回りに進行します。
  3. 最初に出されたカードと同じスートのカードを所持している場合は、必ず同じスートを持っていれば必ず出します。所持していない場合は自由に好きなカードを出すことができます。
  4. 最も強いカードを出したプレイヤーがトリックを取ります。
  5. 契約ごとに定められた条件に従って得点(主にペナルティ)を計算します。

トリックなどの用語を知らない方はトランプ/第二巻・トランプ用語解説まで。

契約の種類

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それぞれの契約で、やってはいけないこと、目標が異なります。

プラス

  • できるだけ多くのトリックを取ることが目標です。
  • 取れなかったトリック分、ペナルティ。

マイナス

  • トリックを取らないことが目標です。
  • 取ったトリック分、ペナルティ。

赤なし(No Hearts)

  • ハートを含むトリックを取るとペナルティ。

クイーン禁止(No Queens)

  • Q(クイーン)を1枚取るごとにペナルティ。

ジャック禁止(No Jacks)

  • J(ジャック)を取るとペナルティ。

最初のトリック禁止(No First Trick)

  • 最初のトリックを取るとペナルティ。

最後のトリック禁止(No Last Trick)

  • 最後のトリックを取るとペナルティ。

赤の10禁止(No Ten of Hearts)

  • ハートの10を取ると重いペナルティ。

トリック交互(Odd–Even)

  • 奇数番目または偶数番目のトリックを取るとペナルティ。
  • どちらが禁止かは契約開始前に決める。

ブラックレディ(Black Lady)

  • スペードのQ(黒い女王)を取ると大きなペナルティ。

契約ごとにペナルティ点が定められており、全契約終了後にもっともペナルティの少ないプレイヤーが勝者となります。得点方式は地域によって異なるが、特定のカードを取ると+10 点、禁止トリックを取ると+50 点、など、比較的シンプルな加算方式が多い。