コンテンツにスキップ

ポケモンカードゲーム

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
ゲーム > ポケモンカードゲーム
Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディアポケモンカードゲームの記事があります。

ポケモンカードゲームは、『ポケットモンスター』を題材としてトレーディングカードゲームである。

概要

[編集]

ポケットモンスターシリーズを題材としたトレーディングカードゲームで、ゲーム作品の「対戦」をフォーカスしている。また、ゲーム作品の要素である「収集」や「交換」も取り入れ、複数のイラストレーターによって描かれたイラストや箔押しなどが施されたキャラクターカードの存在によって高いコレクション性を有する。

日本では1996年10月20日にスターターパックおよび拡張パックの第1弾が発売されて以来、定期的にシリーズを更新しつつ新たな商品が展開され続けており、日本発祥のトレーディングカードゲームとしては歴史が最も古いとされている。2022年度末時点で14言語、89の国と地域で販売された実績があり、累計製造枚数は529億枚以上を記録している。

カードの種類

[編集]

カードは「ポケモン」「エネルギー」「トレーナーズ」の3種類に分けられる。また、各カードにはタイプや種類によって細かく分けられている。

ポケモン
基本的にポケモンが描かれているカード。ワザを使って相手のポケモンを攻撃したり、相手から攻撃を受けたりする。最初は「たねポケモン」として場に出し、1進化、2進化とカードを重ねて強くできる。たねポケモンには、最初から強力な「ルールを持つポケモン」:も存在する。
エネルギー
ポケモンがワザを使ったり、ベンチへ逃げたりするために必要となるカード。「基本エネルギー」と「特殊エネルギー」が存在する。
トレーナーズ
さまざまな能力によって対戦をサポートするカード。ポケモンにまつわる道具の「グッズ」、トレーナーたちが描かれた「サポート」など種類がいくつか存在する。

遊び方

[編集]

本項では基本的なルールを説明する。公式によるルールやレギュレーションはシリーズの更改とともに変更されることがある。

必要なもの

[編集]
デッキ
特殊なルールなどを除き、枚数は60枚である[1]
プレイマット
バトル場やベンチ、サイドの位置などが示されている。市販のデッキやスターターセット、はじめてセットなどには紙製のものがついてくることが多い。位置が示されているだけであって、必ずしも遊ぶときに必要とは限らない。表面にはスターターセットやはじめてセットに合った柄になっているが、裏面には簡単に置き場所の解説や状態異常の説明などが書かれていることが多い。片方の陣地だけの「ハーフプレイマット」もある。第6世代から、ちぎろうとしてもちぎれない丈夫な素材になった。
コイン
ポケモンカードのプレイ中、カードテキストの指示により、効果をコイントスの結果によって決まるという場面が発生する。コインはそのために用いられており、その性質上公式大会では必須となっている。使用場面はワザの成否・ダメージ・効果などの決定、ポケパワー・ポケボディー・特性の成否・効果などの決定、トレーナーズの成否・効果などの決定、特殊状態の影響の判定がある。また、一部のセットにはサイコロ型のコインが付属されており、後に単品販売もされている。外の透明のサイコロの中に有色のサイコロがある二層構造ものもが最初であり、後に普通のサイコロ型も登場した。「オモテ」「ウラ」の記載が3面ずつあり[2]、上に止まった目によってコイントスの判定を行う。軽く振るだけで公正なコインの判定がしやすいため、コイントスに関するトラブルが起きにくい。
ダメージカウンター(ダメカン)
ポケモンがどれぐらいのダメージを受けたのかを示すために使う。当初は10ダメージと50ダメージしかなかったが、第6世代から100ダメージが登場した。ダメカンの色は10ダメージがオレンジ色、50ダメージが赤色、100ダメージが黄色であったが、第9世代からは10ダメージが黄色、50ダメージがオレンジ色、100ダメージが赤色となっている。
マーカー
どく・やけどの特殊状態のほか、なんらかの効果を確認するためにポケモンに載せるもの。進化・退化で取れるが、ベンチに戻っただけでは取れない。マーカーを使うカードの入った商品には必ずマーカーがセットでついてくるが、どく・やけどマーカーを含む場合もある。

ルール

[編集]

対戦の準備

[編集]
  1. 最初に握手を交わしながら挨拶をする。
  2. じゃんけんなどで先攻・後攻を決める。
  3. 互いに持ち寄ったデッキをよくシャッフルし、ウラの状態で山札置き場に置く。
  4. 山札の上から7枚引いて初期手札にする。手札の中にたねポケモンがあれば、ウラの状態でバトル場に出す。バトル場にいるポケモンのことを「バトルポケモン」という。無い場合は山札に戻して手順3からやり直す。
  5. バトルポケモンを出した後、手札にまたたねポケモンがあれば、ウラの状態でベンチに出す[3]。これを「ベンチポケモン」という。
  6. 山札から6枚引いてサイドエリアに置く。
  7. バトルポケモンとベンチポケモンを全てオモテにし、対戦開始。

ターンの流れ

[編集]
スタンバイフェイズ
前のターンでバトルポケモンが倒されたときに行う。ベンチポケモンのうち1枚をバトル場に出す。
ドローフェイズ
山札から1枚引く。
メインフェイズ
以下の行動を好きな順番で好きなだけ行える。
  • エネルギーの付与
  • ポケモンの進化
  • 「逃げる」を使用
  • 特性の使用
  • トレーナーズの使用
アクションフェイズ
メインフェイズが終わったらワザを宣言。これを「アクションフェイズ」という。攻撃ワザの場合、相手はワザのダメージ分ダメカンを載せる。受けたダメージがHPを超えると、そのポケモンはきぜつする。
  • ワザで相手のポケモンがきぜつした場合、サイドエリアにあるカードを1枚獲得する[4]
  • 混乱状態の場合、攻撃ワザを宣言した後に必ずコイントスをしなければならず、ウラなら自分のポケモンは30ダメージを受ける。
エンドフェイズ
ワザを出し終わったらターンの終了を伝え、相手のターンへ移る。

勝利条件

[編集]
  • サイドを6枚全て獲得する。
  • 相手のポケモンを全滅させる。
  • 相手の山札が0枚になる。

関連項目

[編集]
  • hololive OFFICIAL CARD GAME - ホロライブを題材としたトレーディングカードゲームだが、ルールや用具、カードの種類などはポケモンカードゲームと酷似している。

脚注

[編集]
  1. ^ ポケモン約15枚、トレーナーズ約30枚、エネルギー約15枚。
  2. ^ 1~6の数字も記載されているので、単純にサイコロとしても使用できる。
  3. ^ 出さなくても良い。
  4. ^ ポケモンの能力やルールなどによっては、2枚あるいは3枚獲得する。