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与那国語

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

与那国語は沖縄県与那国島で話されている言語です。与那国島には3つの集落がありますが、これらの方言に差はほとんどありません。与那国語のことを与那国語で「どぅなんむぬい」といいます。

はじめに

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与那国語の語彙・文法の研究は進んでおりません。

音韻

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母音

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基本的に「あ」「い」「う」の3つです。

硬い音と柔らかい音

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カ行とタ行には喉に力を入れて発音する「硬い音(喉頭化音)」と「柔らかい音(日本語に近い音)」の区別があります。「硬い音」は「‘か」や「か」として表され、このテキストでは「か」を使います。

  • かい ぶん(買っている)⇔かい ぶん(使っている)
  • たー(田)⇔たー(舌)

鼻濁音

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与那国語には鼻濁音「か゚」があり、「が」と「か゚」は区別されます。

  • あがい(明かり)⇔あか゚い(東)

ヤ行のダ行への転訛

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琉球王国時代、首里方言が実質的な標準語として使われました。与那国語は首里方言に対してヤ行がダ行の音になる場合があります。

  • 【首里】(やま) → 【与那国】だま
  • 【首里】(ゆー) → 【与那国】どぅー

長短の区別がない

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与那国語には音の長短の区別がありません。そのため、長音「ー」を入れても入れなくてもいい場合があります。「ちら」も「ちらー」も両方「顔」を表します。

また、与那国語では促音「っ」を入れても入れなくてもいい場合があります。例として、「ふがらっさ」も「ふがらさ」も両方「ありがとう」を表します。

特別な発音の表記

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鼻濁音

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「か゚」「き゚」「く゚」で表される鼻濁音は与那国語話者が強く意識している音です。ローマ字で表記すると「nga」「ngi」「ngu」でしょうか。

喉頭化音

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カ行とタ行には喉に力を入れて発音する「硬い音(喉頭化音)」と「柔らかい音(日本語に近い音)」の区別があります。本テキストでは「硬い音」を「か」「た」と「」をつけて表記します。

いぇ

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与那国語には英語の「yes」や「yeah」のような「ye」の音があり、これを「いぇ」と表記します。

どゎ

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与那国語には「dua」の音があり、これを「どゎ」と表記します。

初級

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中級

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上級

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参考文献

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  • 『どぅなんぬむい単語帳初級』
  • 『どぅなんぬむい単語帳中級』
  • 『語ろう 使おう しまくとぅば(与那国ことば)』

関連項目

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