中学校家庭/食品の保存と食中毒の防止
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食品の安全で正しい扱い方を学びましょう。
食品の保存[編集]
購入後の食品は、品質が落ちないように清潔に保存しなければなりません。冷蔵庫のように低温で保存しなければならない食品もありますが、室温で保存出来る食品もあります。
冷蔵庫で保存しても徐々に品質が落ちて、腐ります。冷凍すると腐りません。しかし、乾燥したり、油の酸化が起こったりします。また、解凍すると液汁(ドリップ)が出たり、食感が悪くなったりします。
食品の品質が落ちる前に食べられるように、買い物を計画して、正しい方法で保存するように心掛けましょう。
室温で保存[編集]
乾物(乾椎茸・昆布など) | 冷暗所に密封袋や密封容器に入れて保存します。 |
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芋・南瓜など | 新聞紙に包んで涼しく開放的な場所で保存します。 |
玉葱 | ネットに入れて、吊るします。 |
冷凍冷蔵庫の温度とその温度で保存出来る食品[編集]
食中毒の防止[編集]
食中毒になると、胃痛・下痢・嘔吐・発熱などの症状が現れます。大半の食中毒は、食品に付いているウイルスや細菌によって起こります。温度・水分・栄養分の3要因が揃うと、細菌は食物内で増殖します。細菌やウイルスは、手や食べ物から体内に入り、腸内で増殖します。
食中毒を予防するため、細菌やウイルスの非付着・非増殖・駆除が重要です。大半の細菌は10度以下になると動かなくなり、-15度以下になると、大半の細菌は停止します。また、食品の中心部を75度に加熱して1分以上加熱すると、大半の細菌は死滅します。同じように、二枚貝や牡蠣など、ノロウイルスが付いている可能性のある魚介類の真ん中を85~90度で1分30秒以上加熱すると死滅します。食品の購入・保管・調理には注意が必要です。