奄美語
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奄美語とは奄美群島北部で話されている言語です。このテキストでは奄美大島の中心地である名瀬の言葉を勉強します。
はじめに
[編集]奄美語は琉球諸語に属しますが、沖縄語との差異は大きく、首里言葉と名瀬の言葉の差は、東京の言葉と鹿児島の言葉の差に匹敵すると言われています。
奄美語は大きく大島の言葉、喜界の言葉、徳之島の言葉と分けることができます。大島の言葉は数キロ離れた集落ごとに音韻やアクセント、語彙に相違が見られることが多く、大島北部方言と南部方言に大別されます。名瀬の言葉は奄美大島北部方言に属します。
音韻について
[編集]母音は/a/、/i/、/Ï/、/ɯ̈/、/e/、/ë/、/o/の7つです。/ɯ̈/は/u/と表記されることもあります。
カ行は有気音の/k‘/と無気音の/k’/の2つに区別されます。 また、タ行は/t’/、/t‘/、/c’/、/c‘/の4つに分かれます。
ア行、ナ行、マ行、ヤ行、ワ行は声門破裂音/ʔ/の有無を区別します。
音の表記は『奄美方言、その音韻と文法』に従います。詳しくはモーラ表(五十音表)をご覧ください。
付録
[編集]テキスト
[編集]- /名詞述語の断定形1現在肯定
- 主語の表し方
- 名詞述語
- 丁寧さ
- 終助詞「ドー」
- /名詞述語の断定形2現在否定
- 認め方
- A≠B
- 代名詞
- /名詞述語の断定形3過去肯定
- 時
- A=Bの過去形
- もちぬし格「ヌ」
- /名詞述語の断定形4過去否定
- A≠Bの過去形
- 副助詞「ン」「ダカ」
- /名詞述語の推量形1現在肯定
- /名詞述語の推量形2現在否定
- /名詞述語の推量形3過去肯定
- /名詞述語の推量形4過去否定
参考文献
[編集]- 寺師忠夫『奄美方言、その音韻と文法』
- 寺師忠夫『奄美方言の研究』
- 北村力馬編『奄美大島語案内』