朝鮮語/単語と形態素
単語
[編集]文章は、1又は数個の単語から構成されます。
単語とは、文章を語彙的ないし文法的に細分化した最小の単位をいい、文章の中で自立的に使用される最小の単位です。
例えば、文章「삶에는 끝이 있지만 배움에는 끝이 없다.」は、「삶에는」「끝이」「있지만」「배움에는」「끝이」「없다」の6単語に分けることができます。
形態素
[編集]単語は、1又は数個の形態素から構成されます。
形態素とは、単語の中で意味を表す最小の単位をいい、それ以上細分すると意味を表さなくなるものです。
例えば、単語「사회주의는」は「사회」「주의」「-는」の3形態素に、「푸르게」は「푸르」「-게」の2形態素に分けることができます。
形態素は、その機能と位置により、語根、接辞、吐に分類されます。
語根と接辞
[編集]語根と接辞は、単語の語彙的意味を表します。
語根とは、当該単語の語彙的意味の中核をなす形態素をいいます。
例えば、形態単語「헛손질을」では「손」が、「사과알도」では「사과」と「알」が、「슬기롭다」では「슬기」が、「짓밟아서」では「밟아」がそれぞれ語根となります。語根は、多くの場合にそれ単体で単語を成立させることができます。
次に、接辞とは、語根に接合して新たな単語を成立させる形態素をいいます。
例えば、形態単語「헛손질을」では「헛-」と「-질」が、「슬기롭다」では「-롭-」が、「짓밟아서」では「짓-」がそれぞれ接辞となります。また、「사과알도」には、接辞が含まれません。接辞は、それ単体で単語を成立させることができません。
単語の語根と接辞を合わせた部分を語幹といいます。したがって、形態単語「헛손질을」では「헛손질」が、「사과알도」では「사과알」が、「슬기롭다」では「슬기롭-」が、「짓밟아서」では「짓밟아-」がそれぞれ語幹となります。
なお、数個の形態素からなる単語のうち、語根同士が合成してできたものを合成語と、語根に接辞が付いて派生してできたものを派生語といいます。また、「헛손질」に対する「손」「손가락」「맨손」などの様に同じ語根から派生した単語を同族語といいます。
吐
[編集]吐は、形態単語の文法的意味を表します。
例えば、形態単語「헛손질을」では「-을」が、「사과알도」では「-도」が、「슬기롭다」では「-다」が、「짓밟아서」では「-서」がそれぞれ吐となります。吐は、語彙的意味を表しません。