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朝鮮語/吐

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

吐とは、単語の語幹に膠着して、その文法的意味を表すものです。

吐は、体言吐、用言吐、補助吐の3種類に分けられます。

体言吐

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体言吐の特徴

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体言吐は、主に体言に膠着して、体言などの格変化(曲用)を行います。

体言吐自身は、活用をしません。

体言吐の種類

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体言吐には、示格吐と並立吐の2種類があります。

示格吐

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示格吐は、主に体言に付いて、その語が他の語に有する関係を表示します。即ち、体言に一定の資格を持たせるものです。

示格吐の例示
要素的格 幹格 -__
主格 -가/-이, -께서
対格 -를/-ㄹ
与格 -에, -에게, -한테, -께
処格 -(에)서
具格 -로
共格 -와/-과, -하고, -랑/-이랑
呼格 -여/-이여, -야/-아, -이시여
附随的格 様格 -처럼
属格 -의
比格 -보다

並立吐

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並立吐は、主に2以上の体言を同一の格で接続する機能をします。すなわち、格の同じ体言を列挙するものです。

並立吐の種類
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並立吐には、主に次の3つがあり、基本的に列挙される語の中間に付きます。

並立吐の例示
-와/-과
-하고
-랑/-이랑
並立吐と区別されるもの
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次のようなものは、語の列挙を行いますが、並立吐ではありません。

  • 指定詞「이다」に連結吐が付いたもの
    • -(이)나
    • -(이)며
    • -(이)고
    • -(이)니
  • 補助吐
    • -도
  • 与格示格吐
    • -에

このような性質の違いから、これらの語による列挙では、原則として列挙される語の全てに接続の語が付くのが普通です。

用言吐

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用言吐の特徴

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用言吐は、主に用言に付いて、用言などの活用を行います。 用言吐自体も活用するもの(活用吐)があります。

用言吐の種類

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活用吐

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活用吐は、文章主体に対する尊上を表す尊敬吐と文章の時制を表す時制吐、聴者に対する謙遜を表す謙譲吐、動詞の相を表す示相吐の4種類に分けられます。

活用吐の例示
尊敬吐 -시-
時制吐 過去 -ㅆ-, 댔-
未来 -겠-
謙譲吐 -오-, -사오-
示相吐 -이-, -히-, -리-, -기-, -우-

不活用吐

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不活用吐は、終結吐、連結吐、転成吐の3種類に分けられます。

終結吐
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終結吐は、文章の終結を表す用言吐です。

終結吐は、おおむね用言に共通して結合しますが、動詞、形容詞又は指定詞の一部のみに結合するものもあります。

終結吐の種類
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終結吐は、その表す文法範畴により次のように分けられます。

終結吐の例示
式範畴 法範畴 階称
上称 中称 下称
平叙式 直説法 -ㅂ니다/습니다
  1. -오/소
  2. -네, -구만
  3. -거던, -거니, -는걸
-다/ㄴ다/는다, (아/어/여)-라, -구나, -마
目撃法 -ㅂ디다/습디다
  1. -데, -ㅂ데/습데, -더라니, -더군
  2. -던데, -던걸
-더라, -더구나, -두나
推測法 -
  1. -리다
  2. -리, -ㄹ세
  3. -ㄹ게, -ㄹ걸, -려니
-리라, -란다, -ㄹ라
疑問式 直説法 -ㅂ니까/습니까
  1. -오/소
  2. -나, -ㄴ가/는가, -냐
  3. (아/어/여)-지, -ㄴ지/는지, -냐구
-니, -느냐
目撃法 -ㅂ디까/습디까
  1. -던가, -더냐
  2. -던지, -더라지
-더냐, -던
推測法 -
  1. -리까
  2. -려나, -ㄹ라나
  3. -ㄹ는지, -ㄹ런지, -ㄹ라구, -ㄹ가
-랴, -겐
勧誘式 -ㅂ시다
  1. -세, -ㅂ세
  2. -자구
-자, 자꾸나, -자마
命令式 -ㅂ시오
  1. -오/소
  2. -게
(아/어/여)-라, -려무나, -렴, -거라
連結吐
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連結吐は、用言と用言を連結する用言吐です。

連結吐の例示
対等関係 合同 -고, -며
対立 -나, -되
選択 -거나
従属関係 条件 -면, -거든
原因 -니, -더니
順序 -자, -다, -다가
手段 -0, -서
目的 -러, -려
対象 -지, -군
転成吐
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転成吐は、用言を他の品詞に転成せしめる用言吐です。

転成吐の例示
名詞形 -ㅁ, -기
冠形詞形 過去 -ㄴ
現在 -는, -ㄴ
未来 -ㄹ
副詞形 -게, -도록, -듯, -수록

補助吐

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補助吐の特徴

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補助吐とは、体言や用言などに付いて、当該単語の意味を補助的に表します。

補助吐自身は、活用をしません。

補助吐の種類

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成分吐

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成分吐は、文中の成分に付き、文の成分に対する話者の主観的態度などを表します。

成分吐の種類

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成分吐は、その表す内容によって、次のように分けられます。

成分吐の例示
包含 -도, -마저, -조차, 서껀
制限 -만
範囲 -부터, -까지
指定 -는/ㄴ, -란
強調 -요, -야, -야말로, (-만)
譲歩 -나, -나마, -라도
網羅 -마다
選択 -라야
否定 -커녕, -는새려/ㄴ새려

成分吐の結合対象

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成分吐は、体言や用言のほか、副詞に結合します。

成分吐の結合の例
区分
体言 挿吐 내게도
非吐 나만
用言 挿吐 하고도
非吐 보아도
副詞 挿吐 그렇게까지
非吐 혹시라도

文章吐

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文章吐は、文章(主に用言の後)に付き、文全体に対する話者の主観的態度などを表します。

文章吐の種類

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文章吐は、その表す意義によって、次のように分けられます。

文章吐の例示
終結 尊敬 -요
感嘆 -그려
連結 対等 -요[1]
相反 -마는
順当 -시피

文章吐の結合対象

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文章吐は、体言や用言のほか、副詞に結合します。

文章吐の結合の例
区分
体言 挿吐 내가요
非吐 나요
用言 挿吐 보다시피
非吐 그래요
副詞 挿吐 귀엽게요
非吐 지금요

複数吐

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複数吐は、体言や用言等に付いて、行動や性質・状態等の主体又は対象が複数であることを表します。

複数吐の種類

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複数吐には、次の1種類のみが属します。

  • -들

複数吐の結合対象

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複数吐は、体言や用言のほか、副詞に結合します。

複数吐の結合の例
区分
体言 挿吐 산에들
非吐 사람들
用言 挿吐 놀러들
非吐 들어들
副詞 挿吐 곱게들
非吐 어서들

注釈

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  1. ^ 「이것은 책이요, 이것은 붓이다.」などのように文章を対等に接続するもの