「学習方法/高校英語」の版間の差分

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(英語の学習や入試と関係のない話題は不要である。)
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== 辞書では不十分なわけ ==
単語学習の初期の段階では英語の辞書を使わずに単語帳を使ったほういいだろう。
 
辞書にある例文は、覚えやすい例文ではなく、実際の使用を想定した長い言い回しだったりもします。
 
かといって、辞書を何冊も買うのは、かさばるし、すこし面倒です。
 
このため、代わりに複数の会社の教材を買う必要が生じてしまいます。語彙レベル3000語あたりの難度から、出版社によって解釈が分かれてくる単語がチラホラと増えてきますので、4500語レベルからは複数の会社の単語集を買うのが無難でしょう。
 
しかし、ああいう感じのフィクションを真に受けた大人たちが、政治選挙などを通じて英語教育に口出しをしてきたので、日本の教育は、いろいろと通説と実態とが違っています。
 
もしかしたら戦前の人などは単語集などなく辞書で勉強していたかもしれませんが、しかし戦前の高校英語の単語レベルは今の中学レベルですので、参考になりません。戦前の大学受験英語が中学レベルかよくて高校1年レベルというのは、(日本国の[https://nierlib.nier.go.jp/lib/database/KINDAI/EG00017440/ 『近代教科書デジタルアーカイブ』] という公共サイトで、確認できます。)
 
明治あたりを描いた歴史小説とかNHKあたりの近代大河ドラマとかみると、すごく英語やらドイツ語やら堪能な旧制高校生とか帝大生(今の東大生・京大生)とか描写されているかもしれませんが、あんなんはフィクションです。嘘だと思うなら、再掲ですが[https://nierlib.nier.go.jp/lib/database/KINDAI/EG00017440/ 『近代教科書デジタルアーカイブ』] で高校レベルの英語を確認してこい、としか言いようがありません。
 
フィクションは所詮、娯楽のための作り話です。
 
しかし、ああいう感じのフィクションを真に受けた大人たちが、政治選挙などを通じて英語教育に口出しをしてきたので、日本の教育は、いろいろと通説と実態とが違っています。
 
日本の高校の英語教育は、平成のいわゆる「ゆとり教育」中ですら、どんどんと英単語が増えていったのが実態です。
昔から教科書と受験英語との間には差がありましたが、とくに近年、上述のように教育目標の負担増の理由で、入試との差異が大きくなっているだろうと思います。なので大学受験を考える人は、教科書の勉強だけでなく、うまく学習スケジュールを自己管理する必要があるでしょう。
 
=== 自己意見の英作文は入試に出づらところもある ===
注意すべきこととして、大学入試において、二次試験など足きりのある大学(たとえば国立大や医学部など)でないかぎり、採点の手間があるので一般入試では数十語もある英作文は出されない可能性が高い、という入試傾向に関する実態があります。
「英語表現」(旧課程)または「論理・表現」(新課程)といった科目の教科書には、英作文またはそれと類似の課題があります。たとえば「○○について、60語程度で自分の意見を英語で書け」のような課題です。
 
注意すべきこととして、大学入試において、二次試験など足きりのある大学(たとえば国立大や医学部など)でないかぎり、採点の手間があるので一般入試では数十語もある英作文は出されない可能性が高い、という入試傾向に関する実態があります。
 
また、「自分の意見を英語で書け」ではなく「○○の説明を英語で書け」というような出題かもしれません。そのほうが客観的だからです。
 
 
さて、昨今の教科書では、日本のことを英語で説明する課題がよくあります。検定教科書にあるので、いちおうは新共通試験などの出題範囲ではあるわけですが、やはりこれも大学入試の出題傾向の兼ね合いを考える必要があります。
 
難関大学の入試で要求される単語は、もっと抽象性の高い単語、または学術的な単語などです。
そのほか、検定教科書には、英作文用に、たとえば日常生活の単元で「アイロンをかける」ironだとか、「掃除機をかける」vacuumとかあるのですが(啓林館の2年の教科書で確認)、しかし常識的に考えて、新共通試験でない個別の大学入試で、こういう単語が要求される可能性は低いでしょう。
 
=== スピーチ ===
念のため、検定教科書も出している東京書籍の市販の単語集『コーパス』シリーズを3冊とも確認しましたが、vacuumは見当たりませんでした。
そのほか、英作文ではないですが、英語スピーチなども、検定教科書でキングスピーチのような練習課題はありますが、大学入試では採点の手間があるので、一般入試ではまずスピーチの実施は不可能ですされない。もし入試でスピーチングをやるとしたら、せいぜい、受験者数が比較的に少人数に限られる推薦入試でしょう。
 
また、英検3級以上ではスピーングの試験がある。英検などの英語系資格を取っておくと入試でいくらか優遇される場合があるので、そういったものを使いたい人にはスピーキングの勉強をしなくてはいけない。
 
入試で「○○について説明を英語で書け」式の英作文を出してくる大学は普通、難関の大学ですから、なのでvacuumだのironだのといった初等的な単語を入試で要求してくる可能性は低いだろう、ということに私たちは注意しなければなりません。
 
難関大学の入試で要求される単語は、もっと抽象性の高い単語、または学術的な単語などです。
 
=== スピーチ ===
そのほか、英作文ではないですが、英語スピーチなども、検定教科書ではスピーチのような練習課題はありますが、大学入試では採点の手間があるので、一般入試ではまずスピーチの実施は不可能です。もし入試でスピーチングをやるとしたら、せいぜい、受験者数が比較的に少人数に限られる推薦入試でしょう。
 
なお、英検では3級以上で、リスニングと組み合わせて、それの答えを英語で答えさせるスピーチ問題などもあります。なので、検定教科書がスピーチ課題を出すのにも一理はあります。しかし入試の傾向とは違うことに注意してください。
英語教師のなかには低能な教員もいて、宿題などで、数学など他教科の予習復習の時間を無視して、毎週のように「辞書で教科書の英文の意味を調べてこい」などと、英語科目の事しか考えずに宿題を出す人がいます。
 
特に英語は、文系大学の志望でも理系大学の志望でも活用するため、教師がうぬぼれていて傲慢(ごうまん)な場合があります。
 
このような英語教師の場合でも、もし教科書ガイドを生徒が購入してあれば、辞書で調べる時間を、大幅に減らせることができます。教科書ガイドによって、空いた時間を活用することができ、単語の練習などの、より本質的な勉強ができるようになります。
 
== 英語勉強法マニアにならないように ==
ここに描かれた勉強法を覚えるよりも、まずは、とにかく、3000語レベルまでは英単語の書き取りなどをすること習得のほうが重要です。勉強法マニアになっても、語学では価値がありません。勉強法を調べるよりも、実際に勉強してください。
 
とくに英語教育についての評論では、多くの評論家が英語教育を評論したがるし、また市販の英語教材などでも英語教育のノウハウをうたっている商品も多いですし、中には英語が苦手なのにウサンくさい勉強法(自称)を掲げる人も多くいるので、あまり勉強法そのものに深入りしないようにしてください。
英検2級は、そんなに簡単ではありません。簡単でないからこそ、「準2級」が用意されているのです。
 
また、現代では、高校の教科書レベル自体、上がっています。昭和の後半や平成の初期は、今で言う3000語レベルが、高校卒業レベルでした。
昔から「英検2級は高校卒業レベル」などと言われますが、果たしてそう言っていて英検2級を取得している人の何人が、高校レベルの数学3Cやら物理2などを習得できているのか、はなはだ疑問です。
 
旺文社ターゲット1900の巻末に、英検準1級の単語があるのですが、どれもこれも難しい単語ばかりです(だから巻末に後回しにされている)。そのひとつ前の級の2級が、そんなに簡単なわけありません。
 
旺文社ターゲット1900自体、高校の授業ではなく受験対策にあわせたレベルが高めの単語集です。
 
また、現代では、高校の教科書レベル自体、上がっています。昭和の後半や平成の初期は、今で言う3000語レベルが、高校卒業レベルでした。
 
しかし、令和の今では、4500語レベルが、高校卒業レベルです。
 
なので本来なら、時代が大きく違えば、英検の級の数値は比較の参考になりません。つまり、あたかも会計における減価償却(げんか しょうきゃく)による価値の低下のように、年月とともに資格試験で保証された知識は、少しずつ錆びていくのです。
 
しかし、数十年前の英検だのTOEICだのの何ならセンター試験だの模試だのの過去の成績を自慢している人で、そういう会計的な発想ができている人はお目にかからないのが現実でしょう。
 
それでも英検などを受けたいなら、高校生向けの単語集を買って習得したあとなら、必要に応じて英検対策本などを買うのは構いませんが、しかしいきなり最初から英検対策本などを買うのは失敗の道です。
 
それでも英検などを受けたいなら、高校生向けの単語集を買って習得したあとなら、必要に応じて英検対策本などを買うのは構いませんが、しかしいきなり最初から英検対策本などを買うのは失敗の道です。
 
なお、もし英検を参考にするなら、準1級までを買えば十分でしょう。
 
なぜなら、難関大の過去問から構成される桐原5500と英検1級の単語集とを比べてみましたが、傾向がだいぶ違っています。
 
そもそも英検1級は、最後の級の英検ということもあり、それまで後回しにされていた、使用頻度の低そうな英単語が多くあふれています。そういう単語に時間を割くべきではありません。
 
そもそも英検1級は18歳以下の日本人が習得することを前提にしてはいません。
 
TOEICも同様で、最高クラスのTOEIC単語の参考書は、高校生を前提にしてはいません。英検と違ってあまりマニアックな単語がないので参考になるかもしれませんが、しかしそもそも大学受験とはTOEICはズレています。
 
 
==== 英単語集のパターン ====
たとえばある1700レベルの単語集で injure (けがをする)という単語を見つけましたが、同じ出版社の 3000語レベルでも同じ単語がありました。
 
 
実際、1990年代の昔から、桐原の初級レベルの単語集は、書店には置いてありましたがが、しかし高校では使われないのが実態でした。
 
 
また、nod はビジネス英語などでも agree 「賛成する」で言い換え可能です。入試の英作文ですら、ほとんどの場合は agree で十分でしょう。
 
この nod のように、利用価値の低い単語は、スペル暗記は後回しです。せいぜいリーディング用に「そういう単語もあるんだなあ・・・」と知っていれば十分です。nodの書き取り練習は、せいぜい2回書けば十分です。1回でもいいかもしれません。その代わり、respondは5回くらい書いてもいいので、優先的にスペルを覚えます。
 
 
たしか 1990年代の受験英語では、nodなんて習わなかったと思います。TOEICなどでnod のような単語が出てくるのでしょうか。だとしても、TOEICではスペルを要求しないので、そういう単語はスペルを暗記しなくても十分ですし、むしろ知的レベルの低い単語のスペルなんぞ暗記すべきではありません。
 
 
実を言うと、理系の大卒レベルの人がスペルまで確実に暗記している英単語は、高校中級レベルで応用価値の高い単語を加えた程度です。
 
早い話、センター試験レベルの単語であっても、スペルを暗記する必要ない場合もあります。
 
というか、センター試験では筆記問題が出ないぶん、やたらとスペルの難しい単語も出題されたりしています。もちろん、そんなのスペル暗記できません。実は中堅私大や地方国立の英文の単語は、学科によっては案外センター試験ほど難しくない場合もあります。
 
 
 
 
じつは、1990年代の単語集が今よりも少ない時代、基本的に「'''学校では桐原'''をつかい、'''塾・予備校では旺文社'''」という二足スタイルが基本的な受験英語の勉強スタイルでした。
 
こういう歴史的な経緯のため、桐原4500はその装丁(そうてい)の厳めしさなどに比べて、実はやや単語のレベルは控えめです。東京書籍も桐原のスタイルを踏襲しているような所があり、やや控えめのレベルです。
 
だから旺文社は、派生語などで、桐原・東京書籍が紹介してない単語をポンポンとたくさん紹介しています。
 
なぜなら英作文や和文英訳であまり使わないからです。
 
せいぜい、1~2回、書き写せば十分でしょうか。
 
また、桐原5500や、東京書籍4500の後半部の単語などは、実はもうその1~2回のスペル練習すら、しないでも済むのです。おおよそのスペルと用法のイメージを頭に入れれば十分でしょう。
 
 
大学側だって馬鹿じゃないので、現役高校生には国語や数学などの勉強も必要だと分かっているので、それほど基本的でない単語のスペル暗記に、時間をかけさせたくありません。
 
また、グローバル人材の育成などを目指す大学ならば、英作文などを要求してくると思いますが、だったら英作文で使うようなレベルの中級英語(4500)で十分なのです。むしろ、4500語レベルですらスペルミスなく習得していたら、かなりの勉強家です。
 
==== 英単語集の読書計画 ====
高校生は、よく読書などの指導で「(日本語の)小説を読め」などと指導されるかもしれません。
 
ですが、この指導は間違っています。そもそも文学ばかりに偏重した指導も問題ですが、それを抜きにして受験対策だけを考えるにしても、
 
なので、最初から高校在学中の読書計画に、英単語集の読書を想定して組み込んでおくと良いでしょう。また、桐原・東京書籍・旺文社あたりに基本の単語集とは別に、他社の少しだけ発展的な単語集を読書感覚で読むと良いでしょう。
もっと英語の単語集を読むのが合理的です。
 
小説好きな人が趣味と自覚して日本語の小説を読むのは構いませんが、しかしそれが入試対策だと思ってるなら、それは勘違いです。
 
もし、日々の読書時間のほとんどで小説ばかりを入試対策として読んでいる場合、そもそもの国語と英語の読書時間の配分が根本的に間違っている可能性があります。(国語の読書法や勉強法については、英語の学習方法ページの範囲外なので本ページでは触れません。)
 
 
なので、最初から高校在学中の読書計画に、英単語集の読書を想定して組み込んでおくと良いでしょう。また、桐原・東京書籍・旺文社あたりに基本の単語集とは別に、他社の少しだけ発展的な単語集を読書感覚で読むと良いでしょう。
 
高校必修の範囲を越えた単語や派生語などは、読書感覚でひととおり解説に目を通すだけの単語集の勉強でも十分に対応できる場合も多くあります。
== リスニング ==
まずは、前提となる単語力をつける必要がある。その上で、参考書で、音声CDつきの参考書などで聞き取り練習をするなどすればいいだろう。また、例えばYouTubeやTEDなどで自分の興味のある分野の英語を聞くなどしてもいいだろう。
 
 
 
テレビのNHK教育の英語番組ですら、一般の大学受験を目指す高校生には非効率です。なぜならNHK教育は、学校の授業用に作られており、けっして大学受験対策には作られていません。
 
マンガ作品とかアニメ作品のいくつかの作品だと、作中でドイツ語の単語とかラテン語とかを出してカッコつけてるアニメ作品とかがあるのでドイツ語等はカッコイイかもしれませんが、しかし日本の実社会では、あんまり第二外国語を勉強しても報われません。
 
==== 他教科と第二外国語 ====
中学の国語の検定教科書で、外来語の説明で、ドイツ語由来の「カルテ」(病院とかで使うカルテ)と、ポルトガル語由来の「カルタ」(歌留多、いろはガルタ など)の意味のちがいを説明していたりします。しかし、もとの外国語の意味とは、日本の外来語は、意味が違っていますので、あまり第二外国語の知識が、外来語の理解には役立ちません。
 
また、高校音楽の教科書では、イタリア語やフランス語に由来する音楽用語を、イタリア語のつづり、フランス語のつづりで書いていたりしますが、しかし、高校の音楽は必修科目ではないし、科目「音楽」以外の芸術科目である「書道」科目や「美術」科目や「工芸」科目を選択した人たちを不利にあつかうわけにもいきません。
 
よって、第二外国語は、大学入試には原則的に出ないでしょう。(例外として、「外国語学部」の「フランス語学科」みたいな、一部の外国語の学科をのぞく。)
 
また、入試で、ドイツ語よりもフランス語を優遇するとかを、するわけにもいきません。フランス語を優遇したら、ドイツ語を学んだり、ロシア語を学んだりした人が、不利になってしまいます。
 
== 一般入試対策ではTOEIC対策などには手を出さないほうが安全 ==
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