「線型代数学/線型方程式」の版間の差分

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この式の一般解は、
この式の一般解は、
<math>
<math>
x = A^{-1} b
\ x = A^{-1} b
</math>
</math>
となる。
となる。

2009年5月31日 (日) 09:14時点における版

線型代数学 > 線型方程式



線型方程式

線型方程式(1次方程式)とは、 を用いて

 

で表わされる方程式である。

上の連立方程式は、

とおけば と行列を用いて書ける。

仮に、Aが正方行列で逆行列を持つなら、 この式の一般解は、 となる。

しかし、これは非常に特殊な場合であり、一般には解が存在しないこともあれば、いくつかの解の重ね合わせ(正しくは線形結合)として表わされることもある。

この章では、逆行列の再定義から始め、行列の基本変形、階数等を導入し、最終的には上の線型方程式の一般解を導く。・・・予定である。