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== ベクトル ==
n個の'''K'''の元を縦に並べたものを'''n次列ベクトル'''とよび、次のように括弧でかこんだ中にn個の縦に並べた'''K'''の元を書く。
:<math>\
\begin{pmatrix}
a_1\\
a_2\\
\
a_n\\
\end{pmatrix}</math>
<math>a_1,a_2,,,a_n</math>は、ベクトル'''a'''の''要素''または''成分''(element)と呼ばれていて、成分がすべて実数のベクトルを特に''実ベクトル''と言う。対して、成分がすべて複素数のベクトルを特に''複素ベクトル''と言う。また、成分が全て0のベクトルを''零ベクトル''といい、'''o'''と書く。▼
また、n個の'''K'''の元を横に並べたものを'''n次行ベクトル'''とよび、次のように括弧でかこんだ中にn個の横に並べた'''K'''の元を書く。
:<math>\bold a= \begin{pmatrix} a_1 && a_2 && \cdots && a_n \end{pmatrix}</math>
▲a<
'''K'''を成分とするn次列ベクトル全体の集合を<math>\bold K^n</math>で表す。
: <math>\bold K^n = \left\{ \begin{pmatrix} a_1\\ a_2\\ \vdots\\ a_n\\ \end{pmatrix} \Bigg| a_1, a_2, \cdots, a_n \in \bold K \right\}</math>
<math>\bold K = \R</math>のとき<math>\R^n</math>は実数を成分とするn次列ベクトル全体の集合であり、<math>\bold K = \C</math>のとき<math>\C^n</math>は複素数を成分とするn次列ベクトル全体の集合である。
===相等関係===
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