「政治学概論」の版間の差分

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==== 現代の民主主義 ====
 
[[ファイル:josephaloisschumpeter.jpg|thumb|right|150px|ヨセフ・シュンペーター(1883年-1950年)はオーストリア出身の経済学者であり、社会学者。研究者であったが、オーストリアで戦間期に大蔵大臣に就任した経験を持ち、後にハーバード大学で経済学を教えた。古典的な民主主義論に代わる現代の民主主義の理論構築に寄与した。彼の著作には『資本主義・社会主義・民主主義』など。]]
近代的な民主主義のモデルを提唱した人物の一人であるミルが強調する点は個々人の能力をより高い調和のもとで向上させることを促進する点である。このような民主主義の見方は本質的に教育的な要素を含むものであり、投票権は女性に対しても拡大されうる権利とされている。さらにミルは地方自治体の独立した権威をも提唱している。あらゆる政治的な意見に平等に価値があることを信じ、結果としてミルは全ての個々人に均等に付与する投票権から成り立つ多元的な民主主義体制を主張する。しかしながら、このような民主主義の性質はアレクシス・ド・トクヴィルによって「多数派の専制」をもたらし得る可能性が指摘されている。つまり多数派が常に正しい選択を行うとは限らないため、ミルも熟議民主主義(deliberative democracy)もしくは議会制民主主義を支持している。このような民主主義は政治的決断に主眼を置いた民主主義であったが、ヨセフ・シュンペーターは別の着眼から民主主義の枠組みを提唱している。シュンペーターの民主主義は人民の代表を選出する政治的方法に主眼を定めている。選出された議員により構成された議会は政府がどのように存続されているかを審査して存続させるべきかどうかを判断する役割を担っている。ここでの民主主義のモデルは自由や平等の価値観に基づいていないものであり、それまでの熟議民主主義の立場から批判されるモデルである。ただし、シュンペーターは自身の民主主義の在り方を維持するためには素質を持つ政治家の存在、特定の領域に限定された政治的決断、政府の行政機能を担う近代的官僚制の準備、そして民主主義の方法を使用する国民自身の自制心が不可欠であると論じている。
 
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