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速記

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

速記とは、特殊な記号を用いて人の発した音声を書き取る方法である。議会法廷などで用いられたり、出版、ジャーナリズムなどで発言を口述筆記したりする際に利用されている。

速記の歴史

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速記の歴史について定説はないが、古代ローマ以前まで遡れると考えられる。しかし、当時の速記は体系化がなされておらず学習が困難なため、次第に衰退した。

その後、各国でそれぞれの言語により速記が定められ、改良されてきている。手法では、手で書くペンショートハンドのみが行われてきたが、速記専用タイプライターが開発され、それを用いた機械式も普及してゆくこととなる。近年はコンピュータを用いた電子機械速記法が行なえるようになった。

日本語速記

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日本での速記は、明治維新期に西洋の速記を参考に作られた。主に国会議事録作成の目的によっていた。現在の日本語速記のほとんどは、英文速記の一つであるグラハム式を参考にした田鎖綱紀による田鎖式速記の改良である。主なものに、参議院式衆議院式早稲田式中根式等が挙げられる。

田鎖式
田鎖綱紀が1882年に発表した。英文速記のピットマン式の亜種であるアメリカ合衆国のグラハム式を、日本語用に音節文字と改良したものである。
参議院式
田鎖式をもとに、貴族院で指導された貴族院式が起源。戦後に貴族院が廃止され、代わりに参議院が置かれたが、速記は貴族院式を受け継いだものである。
衆議院
田鎖式を単画式に改良したものである。
早稲田式
川口渉らが、1930年に発表した方式。複線文字を用いる。
中根式
中根正親が1914年に発表し、中根正世が普及させた方式。単画式で学習性が良く、速いことが特徴である。

脚注

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