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FreeBSD/14.0-RELEASE

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

FreeBSD 14.0-RELEASEでは、FreeBSDの14-STABLE開発ブランチから多数の新機能や改善が導入され、システム全体のパフォーマンス、セキュリティ、ユーザビリティが向上しました。本リリースノートでは、14.0-RELEASEの主な変更点や追加機能、削除された機能、既存機能の改良について説明します。

セキュリティとパフォーマンス

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  • 64ビットアーキテクチャでPIEとASLRをデフォルト有効化
  • LLVM AddressSanitizerのamd64とarm64カーネルでのサポート
  • OpenSSH 9.5p1にアップグレード
  • RSA/SHA-1署名をデフォルトで無効化

ネットワーク

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  • WiFi 6の完全サポート
  • NFSv4の機能強化
  • pfsync(4)のIPv6トランスポートサポート
  • デフォルトTCP輻輳制御アルゴリズムをCUBICに変更

ストレージ

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  • OpenZFS 2.2へアップグレード
  • 新機能:
    • ブロッククローン
    • BLAKE3チェックサム
    • 修正可能なzfs receive
  • UFS file systemの信頼性向上

クラウドサポート

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  • AWS EC2での実験的ZFS-root/cloud-initイメージ
  • Microsoft AzureでのArm64イメージサポート
  • Google Virtual NIC (gve(4))サポート

カーネルとハードウェア

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  • SMPシステムで最大1024コアをサポート
  • NVMeディスクをnda deviceとして扱う
  • BhyveでTPMパススルーサポート
  • KVM paravirtualized clockドライバ追加

ユーザーランド

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  • デフォルトシェルをsh(1)に
  • メールエージェントをsendmailからdmaに変更
  • OpenSSLを3.0.12にアップグレード
  • base64, nproc, uuidgenなどの新ユーティリティ追加

アーキテクチャサポート

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  • armv6、MIPS、riscv64sfのサポート終了
  • arm64での32ビット互換ライブラリサポート

注目すべき変更

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  • デフォルトシリアル通信速度を115200 bpsに
  • FIDO/U2F hardware authenticatorのSSHサポート
  • WireGuardカーネルドライバの再統合

将来の方針

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FreeBSD 15.0以降、32ビットプラットフォーム(armv6、i386、powerpc)のサポートを段階的に廃止予定。