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FreeBSD/bsdlabel

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

bsdlabel は、FreeBSD のディスクにおける BSD ラベル(パーティションテーブル)を読み取り、作成、編集、または復元するためのユーティリティです。このユーティリティは特定のディスクパーティションやパーティションイメージを操作する際に使用され、必要に応じてブートストラップコードをインストールする機能も備えています。

主な機能

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  1. ラベルの表示: ディスクやファイルに保存された BSD ラベルを表示します。
  2. 標準ラベルの作成: 新しいラベルをディスクに書き込みます。
  3. ラベルの編集: ラベルをテキストエディタで編集し、変更をディスクに適用します。
  4. ラベルの復元: 保存済みのラベルファイルを使用してディスクにラベルを復元します。
  5. ブートストラップのインストール: ディスクにブートコードをインストールします。

主なオプション

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  • -A: BSD ラベルの歴史的な部分を処理します(省略すると、適切な値が自動設定されます)。
  • -f: ファイルを操作対象として指定します。
  • -n: 実際にディスクを書き込まず、結果のみを表示します。
  • -m: 他のアーキテクチャ用のレイアウトを使用します(例: i386amd64)。
  • -B: ブートストラップコードをインストールします。
  • -e: ラベルをエディタで開き、変更を適用します。
  • -R: 保存されたプロトタイプファイルを使用してラベルを復元します。

使用例

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  1. ラベルの表示:
    bsdlabel da0s1
    
    /dev/da0s1 のラベルを表示します。
  2. ラベルの保存:
    bsdlabel da0s1 > savedlabel
    
    ラベルを savedlabel ファイルに保存します。
  3. 標準ラベルの作成:
    bsdlabel -w /dev/da0s1
    
    da0s1 に標準ラベルを作成します。
  4. ラベルの編集:
    bsdlabel -e da0s1
    
  5. da0s1 のラベルをエディタで編集します。
  6. 保存したラベルの復元:
       bsdlabel -R /dev/da0s1 savedlabel
    
    savedlabel を使用してラベルを復元します。

注意事項

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  • 非推奨: FreeBSD 15.0 以降では bsdlabel は非推奨となり、gpart を使用することが推奨されています。BSD パーティショニングスキームで同様の操作が可能です。
  • FreeBSD 15.0 以降でも bsdlabel を使用するには、freebsd-bsdlabel パッケージをインストールする必要があります。

代替ツール: gpart

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新しいシステムでは gpart を使用し、BSD パーティショニングスキームを操作することが推奨されます。これにより、将来的な互換性が確保されます。