FreeBSD/gitupを使ったソースツリーの維持
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FreeBSDで/usr/srcおよび/usr/portsを最新の状態に維持するためには、gitupを利用する方法が推奨されています。以下に、gitupを使って最新の状態を維持する方法を示します。
gitupのインストール
[編集]まず、gitupがインストールされていない場合は、次のコマンドでインストールします。
pkg install gitup
gitupによる更新方法
[編集]gitupを使って、/usr/src(ソースコード)や/usr/ports(ポートツリー)を更新する手順は以下の通りです。
/usr/src(ソースコード)の更新
[編集]gitupを実行して最新のソースコードを取得します。
gitup stable- これで、
stableブランチ(例えば、stable/14)の最新のソースコードが取得されます。
/usr/ports(ポートツリー)の更新
[編集]gitupを実行して最新のポートツリーを取得します。
gitup ports- これで、ポートツリーが最新の状態に更新されます。
初回クローン
[編集]もし初めて/usr/srcや/usr/portsをgitupでクローンする場合は、次の手順を実行します。
/usr/srcのクローン
[編集]gitup -c stable
/usr/portsのクローン
[編集]gitup -c ports
これで、gitupが/usr/srcや/usr/portsのリポジトリを初回クローンしてくれます。
gitup設定ファイル
[編集]gitupの設定ファイルは/usr/local/etc/gitup.confに保存されています。特定のリポジトリやブランチを更新するために、この設定ファイルをカスタマイズできます。
- /usr/local/etc/gitup.conf
# /usr/local/etc/gitup.conf.sample をコピーし適宜書き換えます { "defaults" : { "host" : "git.freebsd.org", "port" : 443, "low_memory" : false, "display_depth" : 0, "verbosity" : 1, "work_directory" : "/var/db/gitup", }, "ports" : { "repository_path" : "/ports.git", "branch" : "main", "target_directory" : "/usr/ports", "ignores" : [], }, "stable" : { "repository_path" : "/src.git", "branch" : "stable/14", "target_directory" : "/usr/src", "ignores" : [ "sys/[^\/]+/conf", ], }, }
更新時の注意点
[編集]gitupは軽量で依存関係の少ないツールであり、gitをインストールすることなくFreeBSDのソースやポートを更新することができます。gitupはパックファイルを保持しないため、ディスクの使用量が少なく済みますが、gitの完全な履歴にはアクセスできません。そのため、gitupはシャロークローンを行い、履歴を深く掘り下げていくことはできません。
これらを踏まえて、定期的にgitupを実行することで、/usr/srcや/usr/portsを最新の状態に保つことができます。