FreeBSD/gpart
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FreeBSDのgpartコマンドは、GEOMパーティション管理ツールであり、ディスクのパーティションを作成、変更、削除、表示するために使用されます。gpartはFreeBSD独自のディスク管理フレームワーク「GEOM」の一部として設計されており、さまざまなパーティションスキーム(GPT、MBR、BSDなど)を扱うことができます。
以下は、gpartコマンドの基本的な機能と使い方についての概要です。
主な用途
[編集]- ディスクの初期化
- 新しいディスクにパーティションスキーム(GPTやMBRなど)を設定します。
gpart create -s gpt ada0
- パーティションの作成
- パーティションを作成し、そのタイプを指定します。
gpart add -t freebsd-ufs -s 10G ada0
- パーティションの表示
- 現在のディスクのパーティション構造を確認します。
gpart show ada0
- パーティションの削除
- 指定したパーティションを削除します。
gpart delete -i 1 ada0
- パーティションスキーム全体の削除
- パーティションスキームとその中の全てのパーティションを削除します。
gpart destroy ada0
- ブートコードのインストール
- パーティションスキームに対応するブートローダをインストールします。
gpart bootcode -b /boot/pmbr -p /boot/gptboot -i 1 ada0
主要なオプション
[編集]create: パーティションスキームを作成(例: GPT, MBR)。add: パーティションを追加。delete: 指定したパーティションを削除。destroy: パーティションスキームを削除。resize: パーティションサイズを変更。modify: パーティションの属性を変更。show: パーティション情報を表示。
例: GPTパーティションの作成とフォーマット
[編集]- ディスクを初期化(GPTスキームを作成)
gpart create -s gpt ada0
- 新しいパーティションを作成(UFS用に10GBのパーティションを作成)
gpart add -t freebsd-ufs -s 10G ada0
- パーティションをフォーマット(UFSファイルシステム)
newfs /dev/ada0p1
- マウントポイントにマウント
mount /dev/ada0p1 /mnt
注意事項
[編集]- FreeBSDのディスクは通常、デバイス名が
ada(SATA/SSDディスク)やda(SCSI/USBディスク)で始まります。 - GPT(GUID Partition Table)は、MBRよりも新しいパーティションスキームで、パーティション数の制限がなく、大容量ディスクに対応しています。
gpartは柔軟かつ強力なツールですが、操作を誤るとデータを失うリスクがあります。重要なデータを扱う場合は、事前にバックアップを取得することをお勧めします。