FreeBSD/systat
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FreeBSDのsystatコマンドは、システムの統計情報をリアルタイムで監視するためのツールです。ターミナル上で対話的なインターフェースを提供し、CPUの使用率、メモリの使用状況、ネットワークトラフィック、ディスクI/Oなど、さまざまなシステムパフォーマンスの情報を表示できます。
基本的な使い方
[編集]systat コマンドを実行すると、インタラクティブな画面が表示されます。以下のような形式でモードを指定することも可能です。
systat <モード> <更新間隔(秒)>
- 例えば
systat -vmstat 1
- これは、システム全体の統計(vmstat モード)を1秒ごとに更新して表示します。
主なモード
[編集]以下は、systatで使用できる代表的なモードです。
-vmstat- 仮想メモリ、CPU、割り込み、ディスクI/Oなどの統計情報を表示します。
- 実行例:
systat -vmstat 1
-netstat- ネットワークトラフィックの統計を表示します。インターフェースごとのパケット送受信量などが確認できます。
- 実行例:
systat -netstat 1
-ifstat- ネットワークインターフェースの詳細な送受信トラフィックを表示します。
- 実行例:
systat -ifstat 1
-iostat- ディスクI/Oの統計を表示します。
- 実行例:
systat -iostat 1
-tcp- TCP接続の状態を表示します。接続の数や状態(LISTEN、ESTABLISHEDなど)を監視できます。
- 実行例:
systat -tcp 1
-swap- スワップ領域の使用状況を表示します。
対話型操作
[編集]systatの実行中は、以下のキー操作で表示内容を切り替えたり制御したりできます。
q: 終了?: ヘルプを表示- スペースキー: 更新を強制的に実行
- Ctrl+L: 画面の再描画
特徴と利点
[編集]- 軽量: ターミナル上で実行できるため、グラフィカルなツールを使用せずにシステム状況を監視可能。
- カスタマイズ性: 各モードで監視したい項目を柔軟に選択できる。
- リアルタイム更新: 指定した間隔でデータを更新し、現在のシステム状況を反映。
注意点
[編集]- ユーザーモードでは特定の情報が制限されることがあるため、root権限で実行することが推奨されます。
- 長時間監視を行う場合、CPUやディスクI/Oの負荷が少し増える可能性があります。
systatは、システム管理者がシステムの健全性を監視し、問題の診断を行うのに非常に便利なツールです。