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GNU Core Utilities/b2sum

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

b2sum コマンドは、BLAKE2 というハッシュアルゴリズムを使用してファイルやデータのチェックサムを計算するためのコマンドです。BLAKE2 は、セキュリティと速度を兼ね備えたハッシュ関数で、SHA-2やSHA-3に代わる新しい選択肢として広く採用されています。

b2sum コマンドは、GNU Core Utilities に含まれており、Linuxなどのシステムで利用できます。

基本的な使い方

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b2sum [オプション] [ファイル...]

主なオプション

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主なオプション
オプション 説明
-h, --help ヘルプメッセージの表示
-V, --version バージョン情報の表示
-l, --length 出力するハッシュの長さ(ビット数)を指定(デフォルトは256ビット)
-c, --check チェックサムファイルとファイルの整合性を確認
-b, --binary バイナリファイルの入力を処理する
-z, --zero ファイル名の末尾にヌル文字を付けて出力

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ファイルのハッシュ値を計算

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b2sum file.txt

file.txt の BLAKE2 ハッシュ値を計算し、出力します。

複数ファイルのハッシュ値を計算

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b2sum file1.txt file2.txt

file1.txtfile2.txt のハッシュ値を計算し、それぞれ表示します。

ハッシュ値の長さを指定して計算

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b2sum -l 512 file.txt

file.txt の BLAKE2 ハッシュ値を512ビットで計算します。

チェックサムの確認

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b2sum -c checksum.txt

checksum.txt に保存されたチェックサムを使ってファイルの整合性を確認します。

その他の情報

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b2sum コマンドは、SHA系ハッシュ関数と同様にデータの整合性を確認するために使用されますが、BLAKE2はその速度とセキュリティの高さから、より効率的で信頼性のある選択肢とされています。b2sum を使うことで、ファイルの内容が改ざんされていないかを素早く確認することができます。