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GNU Core Utilities/mktemp

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

mktemp コマンドは、一時的なファイルやディレクトリを安全に作成するためのユーティリティです。OpenBSD 2.1 で登場し、シェルスクリプトやその他のプログラムで一時的な作業ファイルを作成するために使用されます。

基本的な使い方

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mktemp [オプション] [テンプレート]

主なオプション

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主なオプション
オプション 説明
-d, --directory 一時ディレクトリを作成
-u, --dry-run 実際にファイルを作成せず、ファイル名だけを表示
--suffix=SUFFIX ファイル名のサフィックスを指定
--help 使用方法を表示
--version バージョン情報を表示

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一時ファイルを作成

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mktemp

システムによって生成された一時ファイルを作成します。

特定の名前の一時ファイルを作成

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mktemp /tmp/tempfile.XXXXXX

/tmp/tempfile.XXXXXX をテンプレートにして、一時ファイルを作成します。XXXXXX はランダムな文字列に置き換えられます。

一時ディレクトリを作成

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mktemp -d /tmp/tempdir.XXXXXX

一時ディレクトリを作成します。

ファイル名を表示(実際にはファイルは作成しない)

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mktemp -u /tmp/tempfile.XXXXXX

ファイル名を表示するだけで、実際にはファイルは作成されません。

FreeBSD 版との違い

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mktemp コマンドは FreeBSD でも提供されていますが、OpenBSD 版といくつかの違いがあります。

主な違い:

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  1. OpenBSD では、mktemp が一時ファイルだけでなく、一時ディレクトリも作成できるオプションを提供している。
  2. FreeBSD では、mktemp は基本的に一時ファイルの作成に特化しており、ディレクトリを作成するオプションはサポートされていない場合がある。

詳しくは、それぞれの環境で man mktemp を確認してください。