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GNU Core Utilities/sha512sum

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

sha512sum コマンドは、GNU Coreutils による独自実装のユーティリティであり、SHA-2 ファミリーの一つである SHA-512 ハッシュを計算するために使用されます。

基本的な使い方

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sha512sum [OPTION]... [FILE]...

指定したファイルの SHA-512 チェックサムを計算します。

出力例

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echo "Hello, World!" | sha512sum

出力:

  
2c74fd17edafd80e8447b0d46741ee243b7e08a50a6db79c54a31b57b3f8b72b2c5e316a082da2f97a7a3a5b8a319b52f0e4a72fa3de2f9f0ed7f25f28293a5e  -

主なオプション

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  • -b - バイナリモードで計算
  • -c - チェックサムを検証
  • --tag - OpenPGP 互換のフォーマットで出力
  • --ignore-missing - 存在しないファイルを無視

SHA-512 について

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  • SHA-512 は SHA-2 ファミリーの中で最も長い 512 ビットのハッシュを出力するアルゴリズムです。
  • SHA-256 や SHA-384 よりも強度が高く、長期的なセキュリティが求められる用途で使用されます。
  • 計算コストが高いため、組み込み機器などのリソースが限られた環境では SHA-256 が選択されることもあります。

関連コマンド

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SHA-512 は高いセキュリティ強度を持つため、デジタル署名やパスワードのハッシュ化などの用途で使用されることが多いです。