Internet Explorer/IEコンポーネント
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IEコンポーネント(Internet Explorerコンポーネント)は、MicrosoftのInternet Explorer(IE)ブラウザに関連するコンポーネントのことを指し、狭義にはこのうちMSHTML.DLLのことを指します。これには、ウェブページの表示や、ウェブアプリケーションとのインタラクションに必要なコンポーネントが含まれます。具体的には、以下のようなものが考えられます。
- WebBrowserコントロール: Windowsアプリケーションにおいて、Internet Explorerエンジンを利用してウェブページを表示するためのコンポーネント。例えば、.NET Frameworkなどのアプリケーションで、WebBrowserコントロールを使用してブラウザ機能を埋め込むことができます。
- ActiveXコンポーネント: Internet Explorer用の特定の機能やプラグインを提供するActiveXコントロール。例えば、特定のメディア形式を再生するためのコンポーネントや、ウェブページ内で特別なインタラクションを提供するためのコンポーネントです。
- IEのレンダリングエンジン(MSHTML.DLL): IEは独自のレンダリングエンジン(Trident)を使用して、HTML、CSS、JavaScriptを解釈し、ウェブページを描画します。このレンダリングエンジン自体もIEコンポーネントとみなされることがあります。
なお、Internet Explorerは2022年6月15日に正式にサポートが終了したため、現在は新しいブラウザ(Microsoft Edgeなど)が推奨されています。それに伴い、IEコンポーネントの使用は減少し、代替技術への移行が進んでいます。