JavaScript/Math/ceil

Math.ceil(x) は、引数 x 以上の最小の整数を返します。

1. 引数 x が正の無限大の場合、正の無限大を返します。
2. 引数 x が負の無限大の場合、負の無限大を返します。
3. 引数 x が NaN の場合、NaN を返します。
4. 引数 x が -0 の場合、-0 を返します。
5. 引数 x が +0 の場合、+0 を返します。

例

与えられた数値を切り上げるプログラム

const f = p => {
  for (;;) {
    a = prompt(`${p}を入力してください`);
    if (!isNaN(a))
      return a;
    alert(`${p}に、入力ミスがあります。 "${a}"`);
  }
}

for (;;) {
  const a = f("数値を入力してください");
  const ceil = Math.ceil(a);
  if (ceil !== Infinity) {
    alert(`${a}を切り上げると、${ceil}です。`);
    break;
  }
  alert("入力が大きすぎます。");
}

このプログラムでは Math.ceil の説明のため ceil = Math.ceil(a) で切り上げを行っています。

外部リンク

• ECMA-262::21.3.2.7 Math.ceil(x)