「学習方法/高校情報」の版間の差分
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高校の「情報」教科では、データの圧縮のしくみや、エラー訂正のしくみなど、もっと細かいことを勉強する。 |
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なお、これら検定教科書に書かれている内容は、おおむねIT系の検定試験の「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」などの内容を、初歩的に紹介したものである。 |
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なので、もし大人がこのページを読んでるなら、それら検定試験の市販の解説書の内容がすでに分かっているならば、ITリテラシーの自学自習の目的としては、わざわざ検定教科書を買う必要はない。 |
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== 勉強法 == |
== 勉強法 == |
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基礎的なコンピュータのリテラシーは、本を読んで勉強しよう。ネットの情報ではなく、教科書や専門書を読むこと。 |
この教科にかぎらず、基礎的なコンピュータのリテラシーについては、しばらくは本を読んで勉強しよう。けっしてネットの情報ではなく、教科書や専門書を読むこと。 |
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理由は、 |
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ネットの無料の教材なんて、画像がほとんど無いのが通常であろう。画像をつくる作業には、けっこう手間が掛かるのである。 |
ネットの無料の教材なんて、画像がほとんど無いのが通常であろう。画像をつくる作業には、けっこう手間が掛かるのである。 |
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== 検定教科書の内容 == |
== 検定教科書の内容 == |
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:情報量のビットやバイトの概念 |
:情報量のビットやバイトの概念 |
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:2進数や16進数 |
:2進数や16進数 |
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:色のRGBとCMYKについて。 |
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:画像のベクター画像やラスター画像のちがい |
:画像のベクター画像やラスター画像のちがい |
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:データの圧縮や解凍 |
:データの圧縮や解凍 |
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:リレーショナルデータベースを、「キー」や「レコード」や「ソート」などの用語 |
:リレーショナルデータベースを、「キー」や「レコード」や「ソート」などの用語 |
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:さらにリレーショナルデータベースの「結合」「射影」などの処理の用語も紹介。 |
:さらにリレーショナルデータベースの「結合」「射影」などの処理の用語も紹介。 |
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:表計算ソフトの、加法、減法や総和など、の基本的な演算のしかた。 |
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:表計算ソフトのマクロ。 |
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:JavaScriptなどスクリプト言語を例に、アルゴリズムやフローチャートなどの説明。 |
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:HTMLについて。マークアップ言語。 |
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:WIKI(ウィキ)システム。 |
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=== 雑記 === |
=== 雑記 === |
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まあ、検定試験などに出てくる用語だったりするので、そういう用語もせっかくだから覚えておこう。 |
まあ、検定試験などに出てくる用語だったりするので、そういう用語もせっかくだから覚えておこう。 |
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コンビニの「POS」システムとか、社会科でも習う用語も、情報科では習います。 |
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== 習わないこと == |
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C言語やBASICなど、プログラミングについては、普通科の「情報」科では習っていないようです。 |
2016年6月7日 (火) 05:12時点における版
この教科について
高校の「情報」教科では、データの圧縮のしくみや、エラー訂正のしくみなど、もっと細かいことを勉強する。
単なるマウスの使い方とか、キーボードの使い方とか、そういうのは中学校卒業までに習っているはずという前提で、教科書は書かれている。
さて、2016年の現在では、普通科高校の情報科目には『社会と情報』『情報の科学』の2つの科目がある。
『情報の科学』のほうが、技術的に、より細かい事が説明されている。
- 高校生の読者へ
しかし、『情報の科学』は細かいぶん、初心者には雑多な情報も多く、初心者はまず『社会と情報』から読んだほうがいいだろう。
そして、教科書は、それぞれの科目とも2回か3回か読めば、充分であろう。
- 備考: 大人の読者へ
なお、これら検定教科書に書かれている内容は、おおむねIT系の検定試験の「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」などの内容を、初歩的に紹介したものである。
なので、もし大人がこのページを読んでるなら、それら検定試験の市販の解説書の内容がすでに分かっているならば、ITリテラシーの自学自習の目的としては、わざわざ検定教科書を買う必要はない。
勉強法
この教科にかぎらず、基礎的なコンピュータのリテラシーについては、しばらくは本を読んで勉強しよう。けっしてネットの情報ではなく、教科書や専門書を読むこと。
理由は、
- 技術的な説明のために画像を使わないと説明しずらい事がかなり多く、そのような説明のための画像が、書籍なら充実してるから。
たとえば、画像のデジタル化のしくみについての説明画像なんて、画像をつかわずに言葉だけで説明するのは難解である。 なんらかのソフトウェアの操作方法の説明についても、そのソフトウェアの画面の画像無しでは、説明は困難である。
じっさいに検定教科書を読むと、1つのページあたり、2つくらいの画像が載っていたりと、かなり画像が多い。
ネットの無料の教材なんて、画像がほとんど無いのが通常であろう。画像をつくる作業には、けっこう手間が掛かるのである。
検定教科書の内容
『社会と情報』の内容
『社会と情報』では、以下の話題を説明している。
- 文字の符号化のJISコードやASCIIコード、Unicodeなどの紹介
- 音のサンプリングを例に標本化定理を紹介
- 情報量のビットやバイトの概念
- 2進数や16進数
- 色のRGBとCMYKについて。
- 画像のベクター画像やラスター画像のちがい
- データの圧縮や解凍
- エラー訂正のしくみ。いわゆるパリティビットのこと。
- 暗号化の原理をシーザー暗号を例にして説明。鍵暗号についても紹介。しかし、素因数分解などを利用した数学的な暗号については紹介せず。
- 電子署名やファイアウォール、SSLなど、セキュリティに関する技術や用語など。
『情報の科学』の内容
『情報の科学』では、さらに以下の話題を説明している。
- フローチャートの概念
- CPUのレジスタにおけるREADやWRITEやADDなどの処理。(いわゆるアセンブリ言語。しかし「アセンブリ」の用語は教科書には無い。)
- メールサーバのPOPやSMTPとか
- IPアドレスについてはグローバルIPやプライベートIPアドレスについて
- 公開鍵暗号や共通鍵暗号の初歩。さらに発展項目としてRSA暗号の原理が紹介されている。
- 検索のさいの「AND検索」や「OR検索」をベン図で説明している。(しかし「ベン図」という用語は、教科書では使ってない。)
- リレーショナルデータベースを、「キー」や「レコード」や「ソート」などの用語
- さらにリレーショナルデータベースの「結合」「射影」などの処理の用語も紹介。
- 表計算ソフトの、加法、減法や総和など、の基本的な演算のしかた。
- 表計算ソフトのマクロ。
- JavaScriptなどスクリプト言語を例に、アルゴリズムやフローチャートなどの説明。
- HTMLについて。マークアップ言語。
- WIKI(ウィキ)システム。
雑記
「PDCA法」とか、あまりコンピュータと関係のない話題も、これら情報科の科目の教科書では、扱われている。
まあ、検定試験などに出てくる用語だったりするので、そういう用語もせっかくだから覚えておこう。
コンビニの「POS」システムとか、社会科でも習う用語も、情報科では習います。
習わないこと
C言語やBASICなど、プログラミングについては、普通科の「情報」科では習っていないようです。