「小学校算数/算数から数学へ」の版間の差分

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
削除された内容 追加された内容
M ゆにこーど がページ「算数から数学へ」を「小学校算数/算数から数学へ」に移動しました
加筆。
1 行 1 行
{{Pathnav|メインページ|小学校・中学校・高等学校の学習|小学校の学習|小学校算数|frame=1}}
== 算数から数学へ ==
== 算数から数学へ ==
小学校では「算数」を学んできました。しかし、「算数」の勉強は小学校で終わります。中学校以降は「'''数学'''」になります。数学では、もちろん新しい内容を学習しますが、算数をもっと{{ruby|発展|はってん}}させた内容もあります。
小学校では「算数」を学んできました。しかし、「算数」の学習は小学校で終わります。中学校{{中付きルビ|2||い||こう}}は「'''[[w:数学|数学]]'''」になります。数学では、もちろん新しい内容を学習しますが、算数をもっと{{ruby|発展|はってん}}させた内容もあります。


ここでは、中学校の数学の内容を少しだけ{{ruby|紹介|しょうかい}}します。
ここでは、中学校の数学の内容を少しだけ{{ruby|紹介|しょうかい}}します。
10 行 11 行


=== 負の数 ===
=== 負の数 ===
小学校では、0より小さい数はないとしてきました。しかし、中学校では、0より小さい数字を考えるようになります。これを「負の数」といいます。これまでは、「5-2」のように、大きい数から小さい数を引くことはできても、「2-5」のように、小さい数から大きい数を引くことはできないとしてきました。しかし、こうした「負の数」
小学校では、0より小さい数はないとしてきました。しかし、中学校では、0より小さい数字を考えるようになります。これを「負の数」といいます。これまでは、「5-2」のように、大きい数から小さい数を引くことはできても、「2-5」のように、小さい数から大きい数を引くことはできないとしてきました。しかし、こうした「負の数」を考えることで、小さい数から大きい数を引く計算ができるようになります。負の数は、中学校の数学のさまざまな内容で使われます。




=== 方程式 ===
=== 方程式 ===
この問題について考えてみましょう。
この問題について考えてみましょう。

:「1個何円かのあめと、1個30円のチョコレートを買って、50円はらいました。あめは何円ですか。」
「280円のケーキを買って、ある{{中付きルビ|2|値|ね|段|だん}}の箱に入れると400円になりました。箱の値段は何円ですか。」
:この問題は、小学校の算数で答えは求められますが、中学校では'''方程式'''を使って考えることがあります。

この問題は、小学校の算数で答えは求められますが、中学校では わからない数量を 文字におくという '''方程式'''を使って考えることがあります。

方程式を学習すると、このような問題も解けるようになります。

* ある正方形の{{Ruby|縦|たて}}を5cm短くし、横を6cm長くすると面積は120cm<sup>2</sup>となりました。元の正方形の1辺の長さは何cmですか。


=== 関数とグラフ ===
=== 関数とグラフ ===
25 行 32 行




=== 確率・統計 ===
=== 確率 ===

{{clear}}

== 関連{{Ruby|項目|こうもく}} ==
* [[中学校数学|中学校の数学の教科書]]


== 関連項目 ==
[[カテゴリ:数学|さんすうからすうかくへ]]
[[カテゴリ:数学|さんすうからすうかくへ]]
[[category:小学校算数|しよとうきよういくこ]]
[[category:小学校算数|しよとうきよういくこ]]

2020年6月3日 (水) 12:37時点における版

算数から数学へ

小学校では「算数」を学んできました。しかし、「算数」の学習は小学校で終わります。中学校 () (こう) は「数学」になります。数学では、もちろん新しい内容を学習しますが、算数をもっと発展(はってん)させた内容もあります。

ここでは、中学校の数学の内容を少しだけ紹介(しょうかい)します。

中学校の「数学」の紹介

負の数

小学校では、0より小さい数はないとしてきました。しかし、中学校では、0より小さい数字を考えるようになります。これを「負の数」といいます。これまでは、「5-2」のように、大きい数から小さい数を引くことはできても、「2-5」のように、小さい数から大きい数を引くことはできないとしてきました。しかし、こうした「負の数」を考えることで、小さい数から大きい数を引く計算ができるようになります。負の数は、中学校の数学のさまざまな内容で使われます。


方程式

この問題について考えてみましょう。

「280円のケーキを買って、ある () (だん) の箱に入れると400円になりました。箱の値段は何円ですか。」

この問題は、小学校の算数で答えは求められますが、中学校では わからない数量を 文字におくという 方程式を使って考えることがあります。

方程式を学習すると、このような問題も解けるようになります。

  • ある正方形の(たて)を5cm短くし、横を6cm長くすると面積は120cm2となりました。元の正方形の1辺の長さは何cmですか。

関数とグラフ

証明

小学校では、「三角形の3つの角の大きさの和は180°である」ことを学びましたが、これをどのようにして説明するかは、小学校では習っていません。そこで、「証明」を学習することで、どのような三角形でも「3つの角の大きさの和は180°である」ことが説明 できるようになります。


確率

関連項目(こうもく)