「和声学/4声体の配置/4声体の配置」の版間の差分
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原則として根音を重複するのが最も良好である。 |
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しかし場合によっては 5 音や 3 音を重複しても差し支えない。 |
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===構成音の省略=== |
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省略は普通、避けたほうがいい。しかし場合によっては 5 音ならば省略することは可能である。 |
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根音・3 音は省略できない。 |
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===声部間の間隔=== |
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各声部の間隔はだいたい次ぎのように制限されることが多い。 |
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ソプラノ~アルト間:1オクターブ以内 |
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アルト~テノール間:1オクターブ以内 |
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テノール~バス間:12度(複 5 度)以内 |
2020年8月10日 (月) 06:33時点における版
3和音の構成音を四つの声部に割り当てて4声体とすることを 3 和音の配置と呼ぶ。 配置においては、次の各点に留意しなければならない。
声部の音域
四つの声部は、声部ごとに音域が設定されている。 配置にあたっては、この音域を守る必要がある。 下譜中の点線で示した音域は例外的にだけ用いることができる。
構成音の重複
本来三つの構成音からなる 3 和音を四つの声部に配置するのだから、構成音の一つは重複しなければならない。 原則として根音を重複するのが最も良好である。 しかし場合によっては 5 音や 3 音を重複しても差し支えない。
構成音の省略
省略は普通、避けたほうがいい。しかし場合によっては 5 音ならば省略することは可能である。
根音・3 音は省略できない。
声部間の間隔
各声部の間隔はだいたい次ぎのように制限されることが多い。
ソプラノ~アルト間:1オクターブ以内 アルト~テノール間:1オクターブ以内 テノール~バス間:12度(複 5 度)以内