「日本語/品詞」の版間の差分

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== 品詞 ==
== 品詞 ==
*大まかに文節の頭にあるかないかで、あるものが'''自立語'''、ないものが'''付属語'''と分けられる。
*大まかに文節の頭にあるかないかで、文節の頭にあるものが'''自立語'''であり文節の頭にないものが'''付属語'''であると分けられる。
:例 「''私は新しいボールペンを使った''」という文があるとする。文節に分けると「''私は 新しい ボールペンを 使った''」この時、''私は'' という文節は ''私 は'' とわけられる。この「''私''」が自立語。「''は''」が付属語。同様に、「''ボールペン''」が自立語。「''を''」が付属語。「''使った''」は、''使う''に''た''がついた''使いた''の促音便だから''使っ''と''た''に分けられ同様に前者が自立語、後者が付属語。
:例 「''私は新しいボールペンを使った'' 」という文があるとする。文節に分けると「''私は 新しい ボールペンを 使った'' となる。この時、''私は'' という文節は ''私 は'' とわけられる。この「''私'' 」が自立語である。「''は'' 」が付属語である。同様に、「''ボールペン'' 」が自立語である。「''を'' 」が付属語である。「''使った'' 」は、''使う'' に''た'' がついた''使いた'' の促音便だから''使っ'' と''た'' に分けられ同様に前者が自立語であり、後者が付属語である


===活用について===<!--この節は用言に移動したほうがよろしいのでは?-->
===活用について===<!--この節は用言に移動したほうがよろしいのでは?-->
*活用の仕方には、口語では、''未然形''、''連用形''、''終止形''、''連体形''、''仮定形''、''命令形''の種類がある。活用形の名称(たとえば未然形)は、その活用形を用いて表わされる意味のうちの一つ(未然)をもって命名したものにすぎず、その活用形(未然形)がただちにそのこと(未然)を意味するのではないことがある
*活用の仕方には、口語では、''未然形''、''連用形''、''終止形''、''連体形''、''仮定形''、''命令形''の6種類がある。活用形の名称(たとえば未然形)は、その活用形を用いて表わされる意味のうちの一つ(未然)をもって命名したものにすぎず、その活用形(未然形)がただちにそのこと(未然)を意味するのではないことに注意しなければならない
:*未然形・・未だその然るべき状態になっていない活用形。具体的には否定や、推量、勧誘の[[日本語/品詞/付属語/助動詞|助動詞]]などがついたときの活用の仕方。文語では、仮定表現でも使われる。
:*未然形・・未だその然るべき状態になっていない活用形。具体的には否定や、推量、勧誘の[[日本語/品詞/付属語/助動詞|助動詞]]などがついたときの活用の仕方。文語では、仮定表現でも使われる。
:*連用形・・用言に連なる活用形。''~た''や''~ます''、''~たい''などに連なるときも同じ形。
:*連用形・・用言に連なる活用形。''~た''や''~ます''、''~たい''などに連なるときも同じ形。

2007年3月3日 (土) 11:45時点における版

品詞

  • 大まかに、文節の頭にあるかないかで、文節の頭にあるものが自立語であり、文節の頭にないものが付属語であると分けられる。
例 「私は新しいボールペンを使った 」という文があるとする。文節に分けると「私は 新しい ボールペンを 使った 」となる。この時、私は という文節は 私 は とわけられる。この「 」が自立語である。「 」が付属語である。同様に、「ボールペン 」が自立語である。「 」が付属語である。「使った 」は、使う がついた使いた の促音便だから、使っ に分けられ、同様に前者が自立語であり、後者が付属語である。

活用について

  • 活用の仕方には、口語では、未然形連用形終止形連体形仮定形命令形の6種類がある。活用形の名称(たとえば未然形)は、その活用形を用いて表わされる意味のうちの一つ(未然)をもって命名したものにすぎず、その活用形(未然形)がただちにそのこと(未然)を意味するのではないことに注意しなければならない。
  • 未然形・・未だその然るべき状態になっていない活用形。具体的には否定や、推量、勧誘の助動詞などがついたときの活用の仕方。文語では、仮定表現でも使われる。
  • 連用形・・用言に連なる活用形。~た~ます~たいなどに連なるときも同じ形。
  • 終止形・・~。がきて、止める形。言い切りの形。
  • 連体形・・体言に連なる形。これ自体、体言として扱われることもある。
  • 仮定形・・仮定する形。~ば、の形。文語では已然形といい、確定条件をあらわすこと、また係り結びの結びをなすことがある。
  • 命令形・・命令する形。


進捗状況の凡例

数行の文章か目次があります。
:本文が少しあります。
:本文が半分ほどあります。
: 間もなく完成します。
: 一応完成しています。