「Wikibooks:ページ名の付け方」の版間の差分

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
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*[[w:Wikipedia:日本語環境|日本語環境]]
*[[w:Wikipedia:日本語環境|日本語環境]]
<!--*[[wikipedia:Wikipedia:Naming_conventions|英語版:Naming Conventions]]-->
<!--*[[wikipedia:Wikipedia:Naming_conventions|英語版:Naming Conventions]]-->

[[Category:ウィキブックス|へ ページ名の付け方]]


[[en:Wikibooks:Naming_conventions]]
[[en:Wikibooks:Naming_conventions]]

2004年12月29日 (水) 11:06時点における版

これは素案です。ノートページへ改善案や質問などをお寄せ下さい。


このページはページに好ましい名前(タイトル)をつけるためのガイドラインです。 これらはあくまで指針であり、絶対守らなければならないルールではありませんし、ウィキブックスが発展してゆく中で廃れるものもあるかもしれません。しかし、まずは疑うことなく指針に従うようにして下さい。

ウィキブックスから他の姉妹プロジェクトへのリンクは、内部リンクと同等に扱われるべきものですから、各プロジェクトの関連するページにも是非目を通しておいてください(特にウィキペディアのノートにはさまざまな有益な議論が見つかるでしょう)。

基本方針

ウィキブックスは教科書であって辞書ではありませんから、"言葉" ではなく書かれる "話題" について十分考慮し、適切なタイトルをつけます。また、一般的には複数のページによって一つの "本" が出来上がりますから、ページごとに勝手な名前をつけるというのは得策ではありません。そこで基本的な方針として、そのページの属するべき本・セクションに従い

  • 書名
    • 書名_章名
      • 書名_章名_節名
        • 書名_章名_節名_項名

のような形式を採用することを推奨します。この形式ならばページ名が衝突する可能性も軽減して良いと思われます。アンダースコア"_" はページ名においては半角スペース" "と同等です。基本的に半角スペースで区切る方がよいでしょう(これらの代わりにハイフン "-" などを区切りとして用いることができるかもしれません。しかし、コロン ":" や斜線 "/" は後述するようになるべく用いないで区切りを表現することを考えるべきです)。特に、関連の深いページ同士では統一性のある名称をつけることが望まれます。英語版の命名規則も参考になるかもしれません。

このような形式にすることにより、読者が今自分がどの文書のどのあたりを読んでいるのかが正確に理解しやすくなるでしょう。ただし、必然的にページ名が長くなることになりますから、どのレベルではじめの『書名』を起こすのかについては、特に気をつけて、よく考えてみてください。分野全体をきちんとにらんで、位置づけをはっきりさせておくことが特に重要であると思われます。『書名』が決まれば、それよりメタなレベルに位置するはずのページは、書庫としての機能を持ったことになります。

例えば、数学解析学の分野で微分方程式の教科書を書くために、書名を『微分方程式論』にしたとしましょう。「常微分方程式」と「偏微分方程式」を章に立てて、「常微分方程式」に線型方程式の話を節として編集するならば、ページの名称は

微分方程式論 常微分方程式 線型方程式

となるでしょう。もちろん

微分方程式論 常微分方程式 1
微分方程式論 常微分方程式 2

といった形式もありえます。この場合には、自分以外の利用者への便宜を図るためにも、各ページの冒頭などにページの概要をきちんと記すことを忘れないでください。 そしてこのページ名が微分方程式論 常微分方程式あるいは微分方程式論というページに目次の一項目として記述されます。また、『微分方程式論』という教科書を収めるための解析学というページは書庫として扱われることになります。

なお、以下の一般的な指針に従ってください。

一般的な指針

全角と半角の使い分け

Wikipedia:日本語環境に従う。つまり、

  1. カタカナは全角(2バイト文字、以下同様)を用いる。
  2. 英数字は半角(1バイト文字、以下同様)を用いる。
  3. ページ名に括弧を用いる場合にはパイプの裏技が使えるように中の文字にかかわらず半角括弧 ()
  4. 記号はカンマ、コロン、スペースなど半角にあるものは半角を使用。
    1. 句読点カギ括弧「」中黒・全角を使用。(日本語特有のため)
    2. システム上、ページ名に使えない半角記号は以下。必要であれば全角を使わなければならないが、使用には注意。
" # $ * + < > = ? @ [ ] \ ^ ` { } | ~ &

日本語を使うこと

  • 外国語表記は基本的に使わないこと。カッコ悪いと思っても「できる限り」カタカナ表記を使うこと。
    • ×「Computer Graphics」 → ○「コンピュータグラフィックス」
  • ただし、コンピュータ言語など、通常カタカナ表記をしない言葉はこの限りではない。
    • ○「Java言語」 - ×「ジャバ言語」
  • 括弧内に原語を併記しないこと。ページ名でなく本文で行うようにする。
    • ×「コンピュータ(Computer)」 → ○「コンピュータ」

漢字を適切に使うこと

  • 原則として常用漢字のみを使用すること。
  • 固有名詞については、常用漢字にないものを使用してもよい場合がある。(正式名称や慣例によって常用漢字外の字が用いられる場合)
  • 振り仮名を含めない。振り仮名はページ本文に入れること。
  • 送り仮名は本則を使うこと。

使い方に注意すべき記号

「/」と「:」の記号は、ページ名と副題との区切りに用いられることがありますが、区切りとして用いるべきではありません。これらの記号を名称の一部として含むページ(TCP/IPマジック:ザ・ギャザリングなど)があるためです。区切りが必要な場合には、パイプのトリックも使えるので、「ページ名_(分類)」のような形式を用いてください。

特殊記号の使用は慎重にすること

以下の特殊記号は使えません。(出典:en:Wikipedia:Naming conventions

" # $ * + < > = ? @ [ ] \ ^ ` { } | ~

また、& 記号も処理の都合上望ましくないとされています。(出典:en:Wikipedia:Naming conventions

実体参照(&hearts; など)で示された文字も、画面上には表示されませんが、&記号を含んでいます。ページ名に実体参照は使わないで下さい。

長さの限界

ページ名の長さには、限界があります。

ページ名の重複を回避する手段

あるページの子記事を作る場合

例えばバスケットボールについて「望まれない競技態度」という項目があったとして、これを別のページに分けたいと思うことがあります。この場合、[[望まれない競技態度]]というページを作ることは、何の競技についてのページであるかが明確でないため、閲覧者が混乱するかも知れません。

また、例えば雑誌で「その他の分類」という項目が非常に大きな段落になったとしても、[[その他の分類]]というページを作ると、あまりにも一般的な表現で閲覧者が混乱するかも知れません。(さらに言えば、もし使われなくなった時には、このページは育つことも転用されることも難しく、全く顧みられない孤立したページになるかも知れません)

関連情報

運悪くページ名を変えたくなってしまった場合

ページを作った後に、そのページを読んでページ名を変えたくなってしまうことがあるかもしれません。よかれと思って決めたページ名が、他の執筆者と議論していくうちに不適当だと考えが変わることもあるでしょう。その場合はページの移動を行ってください。新しいページを作ってそのまままるごとコピーすることはしないでください。方法はWikipedia:ページ名の変更を参照してください。

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