「デンマーク語/アルファベット」の版間の差分

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* [http://home1.inet.tele.dk/ordsmed/faq9.html デンマーク語での書くアルファベットの発音]
* [http://home1.inet.tele.dk/ordsmed/faq9.html デンマーク語でのアルファベットの発音]

2005年11月25日 (金) 04:09時点における版

デンマーク語 > アルファベット


デンマーク語ではa-zのアルファベットにæ, ø, å の三文字を加えた29文字を使用します。配列は以下のとおりです。

大文字 A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z Æ Ø Å
小文字 a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z æ ø å

æ, ø, å が入力しづらい環境などでは æ = ae, ø = oe, å = aa で代用されます。

母音

デンマーク語は非常に母音が多い言語です。会話で使われる母音の数は日本語で5、英語で約15ですがデンマーク語では26~30前後といわれています。そのため日本語を母国語としていると発音は非常に難しく、聞き取りで母音の区別をすることも困難です。カタカナでの表記は可能ではありますがあまり意味がありません。

一方で母音のうち o, u は日本語と同じであるなど簡単な面もあります。ここでは母音のうち英語と発音が異なるものを紹介します。

デンマーク語で母音に割り当てられている文字は a, e, i, o, u, y, æ, ø, å の9文字あります。このうち

  • i はイーと読みます。ビールのイーに近い音です。
  • y もイーと読みますが、その際に米語の r を発音するときのように舌を持ち上げるようにします。
  • æ は a と e の中間の音です。唇をエとイの中間ほど開き、エを発音するときの調子で息を吐きます。舌も少し前に出します。参考:Æ
  • ø はもともと o と e の合字です。発音も唇をオの形(円唇)にしてエを発音すると近い音がでます。参考:ØÖ
  • å はaaの合字ですが発音で一番近いのはオです。唇、発音はオのままで舌を前に出すようにします。

これら9文字の短母音、長母音、非円唇、円唇を合わせて多くの母音を使用します。

また j はイと読み半母音として使用します。

さらに、これらを組み合わせた二重母音も存在しています。

子音

b, f, h, k, l, m, n, p, s, t, v は英語の読み方とほぼ同じです。

  • d は弱めにディと発音します。また、l の音として使われることもあります。重ねて dd となったときには/ð/(英語のth)の音が入ります。
  • g はギと読みます。外来語では g が弱く発音されます。

c, q, w, x, z は外来語のみで使われる文字です。

  • c はシと読み、e, i, y, æ の前にきたときに s と同じ音として使用し、それ以外のケースでは k の音になります。
  • qk と同じです。
  • wv と同じです。
  • x は単語の先頭では s、それ以外ではクスとなります。
  • zs と同じです。

デンマーク語にはザ行 (ローマ字の z) にあたる音がありません。英語での s, x, z のようにこれらを濁って発音することもありません。

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