OsiriX オンライン解説文書/OsiriX入門 3D再構成像を作成する

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

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OsiriX は、3 種類の3D 再構成法をサポートしています。:


1) 最大値投影法 (MIP)



3D MIP 再構成像


この再構成法は、投影経路で最大値を有する画素を処理表示する ‘ray-tracing’ 技法を利用しています。造影MRI や CT 及び骨 CT で有用な再構成法です。


2) ボリュームレンダリング



3D ボリュームレンダリング


この再構成法は、各画素の位置や値に対して、連続する光の透過・不透過度を設定表示する ‘ray-tracing’ 技法を利用しています。MRI 及びCT における軟部組織画像の再構成表示に適しています。最も利用されている3D 技法であり、多くの場面で精緻な画像を提供できることでしょう。


3) サーフェスレンダリング



3D サーフェスレンダリング


ユーザが定義した “iso-contour” に基づいて、表面像を作成します。この技法は、仮想内視法や骨CTに有用です。この再構成法には、2つの異なる表面値を設定できます。


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