架空世界の作り方/地形

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

地形[編集]

作りたい世界についておおまかな見通しをつけた後、次に把握すべきは世界の地理・地形だ。現実世界を流用してもいいし、自分で制作しても大丈夫だ。

なおここでは便宜上惑星規模での地理のみに関して記述する。宇宙レベルとなるとどうしても三次元の地図が必要となるほかどうしても創作する必要のある面積が大きくなるからだ。ただここに書いてある手順に沿って重要な惑星のみを作るという方法も可能である。

この本は「架空世界を作ること」自体を目的にしているため、複数の国家や地形的特徴を追加するため最低でも大陸規模、できれば惑星規模の計画を推奨する。

以下は一から惑星、大陸、海流、気候、そしてバイオームを決めるための例を記述する。

Step 1: 惑星の基礎情報[編集]

この手順は地球のそれを入力しても全く問題はない。決定すべき内容としては:

・主星の数/種類

・衛星の数/大きさ

・惑星の自転周期/公転周期

・惑星の大きさ   ・重力の強さ

・大気の主な組成   あたりだ。例として地球ならば上から順に1つ、G型主系列星、1つ、地球の約1/4(半径)、約24時間、約365日、1G、窒素・酸素・水蒸気となる。

ただしこの数値を大きく地球から変化させると生態系にも著しい影響を与える可能性があるので注意すること。また主星・衛星を増やすと暦のシステムが急激に複雑化する可能性があるという問題がある。