C++/記法
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C++は柔軟性が高く、高度な機能を備えたプログラミング言語です。以下に、基本的な構文と機能をいくつか挙げてみます:
- 変数とデータ型
- 変数を宣言するときは、そのデータ型を指定します。例えば、
int
は整数型を表し、double
は倍精度浮動小数点数型を表します。 int age{30}; double pi{3.14};
- 制御構造
- 制御構造には、条件分岐と繰り返しが含まれます。
if
、else
を使用して条件分岐を作成し、for
、while
、do while
を使用して繰り返しを行います。 if (age >= 18) { cout << "You are an adult." << endl; } else { cout << "You are a minor." << endl; } for (int i = 0; i < 5; i++) { cout << i << endl; }
- 関数
- C++では関数を定義して再利用可能なコードを作成できます。
auto add(int a, int b) -> int { return a + b; }
- クラスとオブジェクト指向プログラミング
- C++はオブジェクト指向プログラミング言語です。クラスを使用してデータと関数をまとめ、オブジェクトを作成します。
class Circle { private: double radius; public: Circle(double r) : radius(r) {} double area() { return 3.14 * radius * radius; } }; Circle myCircle(5); cout << "Area of the circle: " << myCircle.area() << endl;
- ポインタと参照
- C++ではポインタと参照を使用して、メモリの管理や関数への効率的な引数の渡し方を行います。
int x{10}; int* ptr{&x}; // ポインタの宣言と参照の取得 int& ref{x}; // 参照の宣言 *ptr = 20; // ポインタを通じた値の変更 ref = 30; // 参照を通じた値の変更 cout << x; // 出力: 30
これらはC++の基本的な機能の一部ですが、C++の言語仕様や機能は非常に広範囲にわたります。
変数を初期化するための3つの方法 |
C++には、変数を初期化するための複数の方法があります。それぞれの方法には特徴と用途があります。以下に、3つの異なる初期化方法とそれぞれの詳細を解説します。
各初期化方法にはその場面や用途に応じた利点があります。新しいコードを書く際には、統一初期化を使用することが推奨されますが、既存のコードや特定の状況ではコピー初期化や直接初期化も有用です。それぞれの方法を理解し、適切に使い分けることが重要です。 |