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トランプ/七並べ

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』
七並べ から転送)
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ウィキペディア7並べの記事があります。

七並べとは、トランプゲームの1つです。7を基本に隣り合う数を出していき、早く手持ちのカードをなくした人を勝ちとするゲームである。

基本的なルール

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所要

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  • プレイ人数
    • 3~7人ほど
      • おすすめは4~5人ほど
  • 使用カード
    • ジョーカーを除く52枚(ルールによってはジョーカーを加えることもある)

手順

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  1. 親はカードを各プレイヤーに均等に配ります。
  2. 各プレイヤーは配られたカードの中に7のカードがあれば、それらをすべて場に出します。
  3. プレイ順を決め(♦7を出した人を1番とすることもある)、1番の人は各記号ごとに現在出されたカードと隣り合う数のカード(すなわち、各マークの6~8)を出して7の左右につなげていきます。例えば1番の人が♦6を出した場合、2番の人は現在出されたカードと隣り合う数のカードを出すか、パスをすることができる。以降同様の操作を繰り返し、ゲームオーバーにならず、早く手持ちのカードをなくした人が勝ちとなります。
  4. 出せるカードがない場合、あるいは、出せるカードがあっても戦略上パスしたい場合は、「パス」と宣言します。パスが宣言された場合、順番は次のプレイヤーに移ります。パスは1ゲームにつき一般的に3回までであり、もしパスを使いきって、かつ出せるカードがない場合、手持ちのカードをすべて場の出します。その人はゲームオーバーで、最下位となります。ただし、ゲームオーバーになったカードが出ていても、隣り合っていなければカードは出せません。
  5. こうして、ゲームオーバーにならずに手札がなくなった人が勝ちです。

バリエーション

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  • トンネル

あるマークのカードがAから7まですべてそろうと、Kを出せるようになります。Kまでそろえたときは、Aが出せるようになります。

  • ジョーカーを使用する

カードを配る際、52枚の数札にジョーカーを1枚加えて配ります。ジョーカーを持っている人は、自分の番が来た時、ジョーカーを現在出されたカードと隣り合う数のカードのあるべき場所に置くことができます。

♠9が置かれるべき場所にジョーカーが置かれたとします。その場合、♠9を持っている人は、無条件でそのカードを出し、代わりにジョーカーを引き取らなければならなくなります。ただし、自分が♠9を持っている場合その場所には置けません。ジョーカーを使用したらそれで自分の番は終わりで、次の人に順番が移ります。そして、最後にジョーカーを手元に残した人が負けとなります。

  • 殺しの七並べ

基本的なルールは七並べと同じです。このゲームではカードが上下にも出せます。たとえば、上から♠、♥、♦、♣の順に並んでいるとき、♥4が出されると、♠5や♦5が出されていなくても♠4や♦4を出すことができます。あるカードが全方向から別のカード(「殺された」カードも含む)や壁に四角く囲まれると「殺し」となります。たとえば、上から♠、♥、♦、♣の順に並んでいるとき、♠9・♠10・♠J・♥9・♥J・♦9・♦10・♦Jが出されると(「殺されて」いてもかまいません)、♥10の「殺し」が成立します。また、♥A・♥2・♦2・♣2が出されると(「殺されて」いてもかまいません)、♦Aと♣Aの「殺し」が成立します。また、カードは複数枚同時に「殺す」ことができます。「殺された」札は手札から取り除きます。こうして、自分の番に手札がなくなった人が勝ちです(手札が「殺されて」手札がなくなっても、自分の番が来るまではあがれません)。なお、トンネルやジョーカーのルールは使用しないのが一般的です。