C++

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C++は、オブジェクト指向プログラミングをサポートする汎用プログラミング言語です。C++は、C言語から派生して開発され、C言語の構文や機能を受け継いでいますが、より多くの機能を追加しています。

C++の主な特徴は以下の通りです:

  1. オブジェクト指向プログラミング: C++はオブジェクト指向プログラミング(OOP)をサポートしており、クラスやオブジェクトを使用してデータとそれに関連する操作をカプセル化します。これにより、コードの再利用性が向上し、保守性が高まります。
  2. ジェネリックプログラミング: テンプレートを使用したジェネリックプログラミングが可能です。これにより、異なるデータ型やオブジェクトに対して汎用的なアルゴリズムを実装することができます。
  3. クラスとポリモーフィズム: C++ではクラスを使用してデータとそれに関連する動作をグループ化し、継承や多態性(ポリモーフィズム)などの機能を活用して、柔軟で効率的なコードを記述することができます。
  4. メモリ管理: C++では、メモリの動的な割り当てと解放を行うための機能があります。これにより、リソースの効率的な管理が可能ですが、不適切な使用によってメモリリークやダングリングポインタなどの問題が発生する可能性もあります。
  5. 高速性: C++は、ハードウェアに近いレベルでの制御が可能であり、効率的なコードを記述することができます。また、インライン展開やポインタの使用などの最適化手法を活用することで、高速なプログラムを開発することができます。
  6. 標準ライブラリ: C++には、標準ライブラリが含まれており、データ構造、アルゴリズム、入出力操作などの多くの機能を提供しています。これにより、開発者は必要な機能を自分で実装する必要がなくなり、効率的なコードの記述が可能になります。

これらの特徴により、C++は幅広い領域で使用されており、システムプログラミングからゲーム開発、組み込みシステム、科学計算など、さまざまな分野で活躍しています。

初心者むけの内容

進捗状況の凡例

数行の文章か目次があります。
:本文が少しあります。
:本文が半分ほどあります。
: 間もなく完成します。
: 一応完成しています。

目次


中級〜上級者むけの内容

目次

上級者むけ

附録

参考文献

外部リンク

Wikipedia
Wikipedia
ウィキペディアC++の記事があります。
ウィキバーシティ
ウィキバーシティ
ウィキバーシティC++の学習教材があります。



脚註