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剣道/剣道具の着用

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

稽古着と袴を着たら先ず「垂れ」を腰につけます。 3枚の大垂れと2枚の小垂れで構成されるそれは,前の大垂れに所属団体名と名字が記された「垂れネーム」を装着されることが多いです。但し内輪の稽古や昇段審査ではその限りではありません。 垂れの紐は袴の腰板の外側で結びましょう。日本剣道形の演技では,稽古着・袴そして垂れのみという形が長年とられています。

「胴」は胴胸と胴皮で構成され,下側の左右に1本ずつ,上側の左右に1本ずつ,計4本の胴紐で体に固定します。下側2本はそれ同士結び,上側2本は襷状に背中で交差させ胴胸乳革に結びつけます。胴皮のカラーリングヴァリエーションは多いですが,かつては竹製の胴皮が用いられることもありました。

「手拭い」を面を被る前に頭に着けます。

「面」は面布団・面垂れ・突き垂れ・顎垂れ・内輪・面金(縦・横)で構成されています。 面金の多くはジュラルミン製です。

「小手」は手首および拳を保護するものです。