日本史/日本の風土と民族

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日本史を学習する前に、そもそも日本とはどこを指し、どのような民族が暮らしているのかを知る必要がある。この日本の風土と民族では、日本の地理を概説する。

日本の位置[編集]

日本列島はユーラシア大陸はアジア州の東に位置している。具体的に言えば、基本的には北海道・本州・四国・九州・沖縄と周辺の諸島で構成されており、また、周囲を海で囲われた孤島である。このため、独自の文化・文明を発展してきたことを特徴とする。

日本民族[編集]

日本民族は、北方のモンゴロイド系民族や南方系の民族が互いに交わって生まれてきたとも言われている。日本民族は新モンゴロイドに属することから、識者の間では北方系の民族が起源ではないかとするのが一般的である。

日本文化[編集]

地理的条件から考察すると、往古より文明の栄えた東北アジアに位置し、特有の神話・文化をもちつつも、中国や朝鮮半島の文明に多大な影響を受けた。菅原道真の遣唐使廃止後はそれまでに伝わっている文化が日本の気候や暮らしに合うよう進化し、和歌や日記、物語文学や寝殿造などの国風文化が開花した。

近代と現代においては、開国以来の脱亜入欧政策により社会全体が西洋化した。いずれにせよ、外来文化が伝来するとそれが日本化するという奇特な国民性である。

日本神話[編集]

主に「古事記」「日本書紀」及び各地方の「風土記」に記述されている事柄を大本にしているが、日本各地には各種の神話や伝承があり、また各地の豪族によってもさまざまな神話伝承が見られる。おもに言う「高天原神話」というのは、天皇家の基盤であった大和王権の全国統一と天皇家の日本国統治の正統性を指している。