高等学校工業 工業技術基礎
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学習指導要領[1]では次のように教育内容を定めてます。 章や節のページ名の命名での混乱を回避するため、各項目のページ名は、学習指導要領の表現に準拠した名称に統一したいと思います[1]。
人と技術と環境[編集]
- 人と技術
- 環境に配慮した技術
基礎的な加工技術[編集]
- 形態を変化させる加工
- 質を変化させる加工
基礎的な生産技術[編集]
- 生産の流れと技術
- 基礎的な分析及び測定技術
工業技術基礎 |
工業技術基礎とは、工業に関する基本的な技術を体験させ、工業技術への関心を高めることを目的とした科目です。
平成15年度に前身の「工業基礎」から名称が「工業技術基礎」にかわりました。 この科目では、人と技術、環境に配慮した技術、基礎的な加工技術、基礎的な生産技術の4つの内容が扱われます。 人と技術については、科学技術の発展と人間とのかかわりについて理解させることが目的です。環境に配慮した工業技術については、身近な事例を通して、その意義や必要性について理解させることが目的です。 基礎的な加工技術については、塑性加工など、形態を変化させる加工の基礎的な内容を扱うことが目的です。化学変化など、主として質を変化させる加工の基礎的な内容を扱うこともあります。 基礎的な生産技術については、簡単な工業製品の製作を通して、生産に関する技術の基礎的な内容を扱うことが目的です。具体的な事例を通して、生産にかかわる基礎的な分析及び測定技術の重要性について理解させることもあります。 この科目では、相互に関連する実験や実習内容を取り上げるよう留意し、総合的に理解させることが求められます。また、日常生活にかかわる身近な製品の製作例を取り上げ、工業技術への興味・関心を高めるように留意することも重要です。最後に、職業資格及び工業所有権についても簡単に扱うことが求められます。 工業技術基礎は、工業に関心のある方にとって非常に重要な科目であり、工業分野に進むための基礎的な知識を身につけることができます。また、工業に関する広い視野を養い、工業の発展を図る意欲的な態度を育てることができると言えます。 |