高等学校生物 生物I‐環境と動物の反応

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

高等学校生物 > 生物I > 環境と動物の反応

[編集] 体液とその恒常性

w:動物w:内部環境にはw:体液が循環していて、w:血液w:組織液w:リンパの3種類に分けることができる。血液はw:血球w:血しょうからなり、血球にはw:赤血球w:白血球w:血小板がある。血しょうの一部は組織液になり、組織液の大部分はリンパになり、リンパは血しょうになる。血しょうはw:ホルモンを含んでいる。恒常性はw:ホメオスタシスとも呼ばれる。

w:魚類の浸透圧調節はw:淡水魚w:海水魚かによって異なるが、腎臓、えら、腸でおこなわれる。w:哺乳類の浸透圧の調節は腎臓でおこなわれる。腎動脈から送られてきた血液は、w:糸球体を経由してw:腎細管に入る。 タンパク質以外の血しょうは一度w:ボウマンのうでろ過される。水の再吸収にはw:バソプレシンが効果を促進させ、w:ナトリウムイオンw:塩化物イオンの再吸収にはw:鉱質コルチコイドが効果を促すことがわかっている。血糖はw:グルコースとも呼ばれる。血糖量の調節にはw:グルカゴンw:アドレナリンw:インスリンw:糖質コルチコイドといったホルモンが関係している。w:恒温動物の体温の調節は、w:羽毛w:皮下脂肪のほか、w:自律神経系やホルモンが関係している。

自律神経系はw:交感神経w:副交感神経からなって、w:間脳w:視床下部に中枢がある。心臓の拍動の調節は、交感神経の末端から分泌されるw:ノルアドレナリンと、副交感神経の末端から分泌されるw:アセチルコリンによってされている。w:すい臓w:ランゲルハンス島のα細胞は、グルカゴンを分泌し肝臓のグリコーゲンを分解し血液中のグルコースを増加させる。β細胞はインスリンを分泌し逆の作用をおこなう。w:甲状腺ホルモンのw:チロキシンは代謝を盛んにする。チロキシンはw:脳下垂体前葉や視床下部にw:フィードバックを送る。

w:生体防御には、w:炎症、白血球のw:食作用w:血液凝固w:免疫がある。

[編集] 刺激の受容と反応

受容される刺激の種類のことをw:適刺激という。感覚細胞が興奮するための刺激の最小値のことをw:閾値という。

視覚器は明暗や遠近の調節をおこない、w:網膜w:盲斑などがある。盲斑は網膜を貫通している。網膜の視細胞にはw:錐体細胞w:桿体細胞がある。錐体細胞はw:黄斑に多い。暗いところから明るいところになったとき、視覚器が次第になれてくることをw:明順応といい、その逆をw:暗順応という。聴覚器はw:外耳w:中耳w:内耳に分けられていて、内耳のw:コルチ器にある聴細胞で音を感ずることができる。平衡器は内耳にあるw:前庭w:半規管である。前庭にあるw:耳石の傾きによってからだのw:平衡感覚を感じることができる。化学受容器は嗅覚器と味覚器がある。

筋収縮は曲線で表すことができる。筋収縮が重なるとw:強縮になる。w:骨格筋w:屈筋と[[w:伸筋]がある。w:筋繊維w:筋原繊維が集まってできている。筋原繊維はしま模様になっているが、明るく見える部分は明帯と呼ばれ、暗く見える部分は暗帯と呼ばれる。明帯の中央にはw:Z膜があって、Z膜とZ膜の間の筋肉の最小単位はw:筋節と呼ばれる。物質の分泌がおこなわれるw:腺w:外分泌腺w:内分泌腺がある。w:発電器官w:発光器官をもつ動物もいる。w:体色変化w:色素胞が関係している。

ニューロンはw:細胞体w:軸索w:樹状突起からなる。軸索とw:神経鞘をあわせるとw:神経繊維と呼ばれる。ニューロンとニューロンの連結部をw:シナプスという。ニューロンは刺激を受けると、w:静止電位w:活動電位の変化を受けて興奮する。このようにして軸索の一部が興奮すると静止部との間にw:活動電流を生じ、それが連鎖していき興奮の伝達がされる。w:シナプス小胞からはw:アセチルコリンw:ノルアドレナリンなどのw:神経伝達物質が分泌される。神経系の種類は、細胞体が散在しているw:散在神経系と、w:中枢神経系w:末梢神経系から構成されているw:集中神経系がある。w:脊椎動物は集中神経系である。中枢神経系は脳と脊髄に区別され、末梢神経はw:脳神経w:脊髄神経に区別される。脳はw:大脳w:間脳w:中脳w:小脳w:延髄からなる。大脳はw:大脳皮質w:大脳髄質に分けることができる。間脳はw:視床と視床下部に分けることができる。脊髄の内側は灰白質であり、外側は白質である。w:感覚神経w:背根をとおり、w:運動神経w:腹根をとおる。

動物が生まれつき持っている行動には、w:走行性w:走流性w:走化性w:走電性などのw:走性と、w:生殖行動w:巣づくりといったw:本能がある。経験によって得られる行動には、w:試行錯誤w:刷り込みといったw:学習w:知能がある。動物の情報伝達には、視覚や聴覚による方法と、w:フェロモンと呼ばれるw:化学物質による方法がある。動物の周期行動は、w:生物時計によるw:概日リズムや、w:渡り鳥などの1年周期の遠距離移動を可能にするw:太陽コンパスが知られている。

ヘルプ