高等学校生物 生物I‐遺伝
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「子が親に似る」という現象は、いろいろな生物に共通する特徴である。子はなぜ親に似ているのだろうか。そこには何かの法則があるのだろうか。
- 形質
- 遺伝形質
親から子へ遺伝する形質のこと。
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- 獲得形質
環境変異によって生じた、遺伝しない形質のこと。
[編集] メンデルの法則
- 表現型
遺伝子型によって現れる形質のこと。
- 遺伝子型
遺伝子記号のAA,Aa,aaなどのこと。遺伝子型の判別は検定交雑といい、その個体と劣性形質の個体を交雑することによっておこなわれる。とくにF₁とPの劣性個体を交雑することを戻し交雑という。
- 対立遺伝子
ある遺伝子の種類のこと。
- 優性の法則
優性の形質をあらわす純系と、劣性の形質をあらわす純系とを交雑すると雑種第一代の表現型は必ず優性の形質になる。これを優性の法則という。
- 分離の法則
対立遺伝子が、分かれて別々の配偶子に入ることを分離の法則という。
- 独立の法則
2つの遺伝子が異なる染色体に存在するとき、その遺伝子が互いに影響しないことをいう。二遺伝子雑種の研究で導き出された。
[編集] 複数の遺伝子が関わる遺伝
- 致死遺伝子
劣性の致死作用を持つ遺伝子のこと。w:ハツカネズミの毛の色など。
- 複対立遺伝子
1つの形質に3つ以上の対立関係がある遺伝子のこと。w:アサガオの葉の形、w:ウサギの毛の色など。
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- ABO式血液型
A,BはOに対して完全優性であり、A,Bどうしは不完全優性である。
- 補足遺伝子
2つが補足しあって新しい形質を作る遺伝子のこと。w:スイートピーの花の色など。
- 抑制遺伝子
他の遺伝子の働きを押える遺伝子のこと。w:カイコガのまゆの色など。
- 条件遺伝子
補足遺伝子の特別な例である。
[編集] 遺伝子と染色体
w:モーガンは、遺伝子は染色体上に一定の順で並んでいるというw:遺伝子説を提唱した。性の決定にはXY型、XO型、ZW型、ZO型の4つがある。w:キイロショウジョウバエやw:ヒトは、雌の同型であるX染色体、雄の異型の片方であるY染色体をもっている。性染色体の中にあるが、性の決定とは別の働きをもった遺伝子の遺伝現象のことをw:伴性遺伝という。ヒトのw:赤緑色覚異常やw:血友病は、性別と深い関係をもっている。
同じ染色体にある遺伝子が行動をともにすることを、遺伝子の連鎖という。減数分裂のとき、相同染色体が交差することをw:乗り換えという。そのときに遺伝子の配列が変わることをw:組換えという。遺伝子の組換えが起こる割合をw:組換え価といい、パーセントで表される。組換え価をもとに遺伝子の配列を示したものをw:染色体地図という。w:カ、w:ハエの幼虫のw:だ液腺を作る細胞にはw:だ腺染色体という、長さ0.4mmほどの非常に大きな染色体がある。
w:グリフィスやw:アベリーによるw:肺炎双球菌のw:形質転換の実験で、遺伝子はDNAからなることが証明された。DNA量の変化は、原細胞のときを2と置くと、一次母細胞のときは4であり、二次のときは2となり、卵細胞・精細胞のときは1になり、受精卵のときに2にもどる。

