Perl/附録

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ここでは本編で触れることのなかった雑多な話題を集めました。


機能の改廃[編集]

Perlコアの機能改廃を中心にハイライトをまとめました。

v5.36[編集]

use v5.36 で有効になる機能
signatures
signatures が有効になりますが、依然「実験的」なままなので use feature 'signatures'; は不要になりましたが、no warnings "experimental::signatures";は必要なままです。
isa
v5.32.0 で導入されたクラスインスタンス演算子が有効になりました。
use warnings
use warnings がディフォルトで有効になりなりました。無効にするには明示的に no warnings とします。プラグマはレキシカルスコープなので、本当に警告を消したいコードブロックに限定して無効化できます。
use false true is_bool
真理値関係の組込み機能が導入されました。真理値定数と、値がブール値の性質を持つかかどうかをチェックする is_bool() が導入されました。
defer
新興言語にありがちな defer が「実験的」ですがPerlに入りました。スコープで抜けたときに実行するコードブロックをキューに登録できます。
finally block
try/catchがfinal block を取れるようになりました「実験的」(意味的には errdefer に近いです)。
use v5.36 で無効になる機能
indirect object notation
$x = new Class()記法は廃止されました。$x = Class->new()記法を使ってください。
switch
v5.10 で導入された given/when は無効化されました。
@ary = sort ()
空配列を sort 関数に渡すことは不正になりました。
use < v5.11
use v5.11より前の use v5.xx は警告を出します。v5.11.xの一部から use strict がディフォルトでになったので、use strict を強く推奨する意図があるようです。

v5.34[編集]

v5.32[編集]

v5.30[編集]

v5.28[編集]

use v5.28 で有効になる機能
bitwise
use feature "bitwise";することなく、 文字列固有 (&. |. ^. ~.) および数値固有 (& | ^ ~) の ビット単位演算子が使えるようになりました。


脚註[編集]