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テンプレートエンジン/Node.js

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

Node.jsで使用できるテンプレートエンジンには多くの選択肢があります。それぞれ特徴が異なるため、プロジェクトの要件に合ったものを選ぶことが重要です。以下に、主要なテンプレートエンジンをいくつか紹介します。

EJS (Embedded JavaScript Templates)

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  • 特徴:
    • シンプルな構文でHTMLにJavaScriptを埋め込むことができる。
    • 公式サイト: EJS
  • 利点:
    • 初心者にやさしい構文。
    • Node.jsに組み込みやすい。
    • 条件分岐やループが簡単。
  • :
      <ul>
        <% for(let item of items) { %>
          <li><%= item %></li>
        <% } %>
      </ul>
    

Pug (旧Jade)

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  • 特徴:
    • インデントベースの構文でHTMLを簡潔に記述可能。
    • 公式サイト: Pug
  • 利点:
    • HTMLを省略して書ける。
    • 冗長なタグを減らせる。
  • :
      ul
        each item in items
          li= item
    

Handlebars

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  • 特徴:
    • Mustacheテンプレートを拡張したエンジン。
    • 公式サイト: Handlebars
  • 利点:
    • 直感的な構文。
    • ロジックをテンプレートから分離可能。
    • カスタムヘルパーで拡張可能。
  • :
      <ul>
        {{#each items}}
          <li>{{this}}</li>
        {{/each}}
      </ul>
    

Nunjucks

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  • 特徴:
    • Jinja2(Python向け)のスタイルを踏襲したエンジン。
    • 公式サイト: Nunjucks
  • 利点:
    • 強力な拡張性と複雑なテンプレート構築が可能。
    • 条件分岐やフィルタが充実。
  • :
      <ul>
        {% for item in items %}
          <li>{{ item }}</li>
        {% endfor %}
      </ul>
    

Liquid

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  • 特徴:
    • Shopifyで開発されたテンプレートエンジン。
    • 公式サイト: LiquidJS
  • 利点:
    • セキュアでシンプル。
    • フロントエンドとバックエンドの分離がしやすい。
  • :
      <ul>
        {% for item in items %}
          <li>{{ item }}</li>
        {% endfor %}
      </ul>
    

Mustache

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  • 特徴:
    • ロジックレステンプレートとして有名。
    • 公式サイト: Mustache
  • 利点:
    • シンプルで軽量。
    • フロントエンドとバックエンドで同じテンプレートを使用可能。
  • :
      <ul>
        {{#items}}
          <li>{{.}}</li>
        {{/items}}
      </ul>
    

選び方のポイント

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  • EJS: 簡単なアプリやサーバーサイドでのHTML生成に適している。
  • Pug: タグのネストが深いHTMLを効率的に記述したい場合に便利。
  • Handlebars: ロジックをテンプレートから分離したい場合に最適。
  • Nunjucks: 大規模なテンプレートや複雑な構造を必要とする場合におすすめ。
  • Liquid: セキュアなテンプレートが求められるプロジェクトに向いている。
  • Mustache: 軽量かつロジックレスなテンプレートを求める場合に便利。

どのテンプレートエンジンを選ぶかは、プロジェクトの要件チームのスキルセットに依存します。どれか興味のあるものがあれば、具体的な導入方法や使い方についてさらに詳しく説明します!