大学受験数学/統計とコンピューター
ここには旧課程高等学校数学B/統計とコンピューター、並びに新課程高等学校数学I データの分析の演習問題が収められています。
注意
[編集]ここではセンター試験の形式と合わせて空欄は(アイ).(ウエ)等と記述します。例えば(アイ).(ウエ)ならば整数部分2桁かつ小数部分2桁というようになります。1つの片仮名には特に指定のない限り1つの数字・「-」(負の記号)やa~dのアルファベットが入ります。
演習問題2では一部センターで出題されない箇所(表計算)がありますが、理解の助けになってもらえると幸いです。
演習問題3では条件分岐などを扱います。センターの範囲ではないので飛ばしても問題ありません。
また、解答はこちらにあります。
演習問題1
[編集]次の表はあるクラス20人の生徒が20mシャトルランを行った時の記録である。35回以上45回未満のことを「35-45」と記述する。
回数 | 35-45 | 45-55 | 55-65 | 65-75 | 75-85 | 85-95 | 95-105 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
人数 | 1 | 1 | 2 | 4 | 7 | 3 | 2 |
以下、小数の形で解答を求められた場合指定された桁数の1つ下の位を四捨五入して解答せよ。また途中で割り切れた場合は指定された桁まで「0」を入れよ。
(1)回数が16番目に多い人の階級値は(アイ)であり、この20人の最頻値は(ウエ)である。またこの変量の中央値は(オカ)であり、このテストの平均値は(キク).(ケコ)である。
(2)この20人の分散は(サシス).(セソ)であるので標準偏差は(タチ).(ツテ)となる。
(3)上記の表を度数折れ線にした時、正しいものは(ト)である。(ト)に当てはまるものを右の①~⑥から選べ。見づらい場合はクリックすると拡大できる。
演習問題2
[編集]以下の表はあるクラス10人の国語・数学・英語のテストの点数を記したものである。テストの得点は整数値を取るものとする。ここでは、左上(出席番号と書かれているセル)をB2のセルとする。
出席番号 | 国語 | 数学 | 英語 | 個人平均点 |
---|---|---|---|---|
1 | [C] | 85 | 68 | [A](75) |
2 | 96 | [D] | [F] | 79 |
3 | 54 | [E] | [G] | 56 |
4 | 30 | 17 | 25 | 24 |
5 | 69 | 62 | 70 | 67 |
6 | 42 | 30 | 39 | 37 |
7 | 80 | 97 | 78 | 85 |
8 | 24 | 38 | 31 | 31 |
9 | 67 | 72 | 59 | 66 |
10 | 90 | 91 | 85 | 89 |
教科平均点 | [B] | 61.9 | 58.3 |
(1)出席番号9の数学の得点が入るセルは(アイ)である。(ア)・(イ)当てはまるものをそれぞれの選択肢の①~⑧から選べ。
(ア)①C ②D ③E ④F ⑤J ⑥K ⑦L ⑧M
(イ)①3 ②4 ③5 ④6 ⑤10 ⑥11 ⑦12 ⑧13
(2)[A]に入る関数は(ウ)、[B]に入る関数は(エ)である。(ウ)・(エ)に当てはまる関数を以下の①~⑧から選べ。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
(3)[A]が75点だった時、[C]に入る得点は(オカ)点である。また、[B]に入る得点は(キク).(ケ)点である。
(4)国語と英語の相関係数を表す関数は(コ)である。(コ)に当てはまる関数を以下の①~④から選べ。ここでjaは各人の国語の点数のセルの集合、enは各人の英語の点数のセルの集合である。
①
②
③
④
(5)[D]・[E]・[F]・[G]の範囲は40点だったという。この時、[D]の得点は(サシ)点、[E]の得点は(スセ)点、[F]の得点は(ソタ)点、[G]の得点は(チツ)点である。
演習問題3
[編集]※センターの範囲外内容なので飛ばしても構いません
以下の表はあるクラス10人が行った数学Bの試験の成績です。統計は統計とコンピュータの略、BASICは数値計算とコンピュータの略を表します。左上(出席番号と書かれているセル)をB2のセルとします。
出席番号 | 数列 配点35 |
ベクトル 配点35 |
統計 配点20 |
BASIC 配点10 |
合計 | 成績 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 28 | 25 | 14 | 4 | [A] | |
2 | ||||||
3 | ||||||
4 | ||||||
5 | ||||||
6 | ||||||
7 | ||||||
8 | ||||||
9 | ||||||
10 |
(1)[A]に当てはまる関数を書きましょう。
(2)成績の列に合計80点以上でA(優)、70~79点でB(良)、60~69点でC(可)、60点未満の場合D(不可)と入れたい場合を考えます。以下は出席番号1の生徒の成績をつける過程です。[B]に当てはまる文を書きましょう。
=IF(G3>=80,"A",[B])
(3)(2)で行った項目を他の成績列にコピーペーストします。相対参照と絶対参照のどちらが適切ですか。
(4)合計点を降順に並べたい時に行う場合は?