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日本語/文字

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

使われる文字

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日本語で使われる文字にはひらがなカタカナ漢字があります。漢字は中国から入った(借用した)文字、ひらがなは漢字をくずした文字、カタカナは漢字の一部を取り出した文字です。ひらがな平安時代に作られ、当時は女性が使う文字とされていました。

清音 ローマ字転写
a i u e o
ka ki ku ke ko
sa si (shi) su se so
ta ti (chi) tu (tsu) te to
na ni nu ne no
ha hi hu (fu) he ho
ma mi mu me mo
        ya   yu   yo
ra ri ru re ro
*   * *   * wa i (wi)   e (we) o (wo)
                        n
ゐ/ヰ、ゑ/ヱに関する注意
  • 現代語では原則として使用せず、発音・文字共に//で代用されます
  • ただし、人名など固有名詞には残っています
  • 外来語を表記する際にカタカナでウィ/ウイウェ/ウエとされることがあります(日本語の発音の表記ではないため通常、ひらがなでは記述しない)
濁音 ローマ字転写
ga gi gu ge go
za zi (ji) zu ze zo
da di (zi, ji) du (zu) de do
ba bi bu be bo
半濁音 ローマ字転写
pa pi pu pe po


拗音 ローマ字転写
きゃ きゅ きょ キャ キュ キョ kya kyu kyo
しゃ しゅ しょ シャ シュ ショ sya (sha) syu (shu) syo (sho)
ちゃ ちゅ ちょ チャ チュ チョ tya (cha) tyu (chu) tyo (cho)
にゃ にゅ にょ ニャ ニュ ニョ nya nyu nyo
ひゃ ひゅ ひょ ヒャ ヒュ ヒョ hya hyu hyo
みゃ みゅ みょ ミャ ミュ ミョ mya myu myo
りゃ りゅ りょ リャ リュ リョ rya ryu ryo
ぎゃ ぎゅ ぎょ ギャ ギュ ギョ gya gyu gyo
じゃ じゅ じょ ジャ ジュ ジョ zya (ja) zyu (ju) zyo (jo)
ぢゃ ぢゅ ぢょ ヂャ ヂュ ヂョ dya (ja) dyu (ju) dyo (jo)
びゃ びゅ びょ ビャ ビュ ビョ bya byu byo
ぴゃ ぴゅ ぴょ ピャ ピュ ピョ pya pyu pyo

そのほかにも、外国語の「V」を記す場合に「+小文字のア行」を使う場合があります。(日本語の発音の表記ではないため通常、ひらがなでは記述しない)
しかし、ほとんどの場合バ行で代用されます。

ヴァイオリン(violin) → バイオリン
ヴィーナス(Venus) → ビーナス