東京理科大対策
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本項は、東京理科大学の入学試験対策に関する事項である。
目次 |
[編集] 傾向、および特徴
3科目受験が主流。旧帝国大や東工大の、理・工学部の併願として受験する場合、特別な対策は不要だが、農学部、医療系学部との併願である場合、問題の質が異なるので対策が必要。理数系のセンスを求める問題が多く出題されることから、センター試験や定期テストでは高偏差値を出しA判定を取った経験のある者でも、実際の受験では不合格となることがある。 予備校の調査結果による偏差値は低めに出ているが、上記のように、合格には理数系のセンスが必須であることを反映しているためか、入学後の学生は、専門科目において学力の伸びがよい。就職状況の良さ、大学院への進学状況の実績は、当該大学の偏差値では見えない潜在力を示すものであろう。 研究を重視しており、講義は当初から専門性の高い内容で進められる。学生の間でも自主的に勉強をする風潮が強い。留年率が他の大学と比べて高いと言われるが、必修科目の単位を取り、実験で長期の欠席をしないかぎり通常通り進級できる。
試験内容は、計算力・思考力を問うもので占められる。数学では数III中心の問題が出題される傾向が強い。英語は平易であり、センター試験より若干難易度が高い程度。そのため英語で差をつけることはまず不可能と考えた方がよい。問題用紙の大きさはB5。 野田キャンパスでは室温28℃まであがるほどに暖房をきかせる部屋もあったので暑さ対策も必要。
[編集] 英語
数学や理科に比べると英語の問題は総じて平易だが、下記の特徴を持つ。 ・他大学と比べて長文が長く、整序英作文も難易度が高いため、それらへの対策が必要である。なお整序英作文は、配点が全体の3割を占める年(2008年)もある。 ・年によって文法問題が見受けられないこともあるが、多くは長文問題に隠れて重複している。 ・整序英作文以外は概ね平易なので、まずは基本文法、語彙をマスターすることが重要。 ・長文は大抵、受験する学科に関連した英文が出るため、志望学科の専門領域に関連した語彙を覚えること。文学部向けの小説読解や社会問題読解などに時間を費やす必要はない。
[編集] 数学
良問が多いが、解法パターンを暗記しただけの勉強法では解けない。解法の理解を前提として、それらを応用する力が問われる。 数IIIの出題が多く、微分積分が主流。この領域に関してはかなりの習熟度が必要である。 全体的に奇問・難問は少ないが、数学科専用の数学問題の難易度は極めて高い。
[編集] 理科
[編集] 物理
洗練された良問が多く、悪問や奇問は出題されない。知識よりも思考力を試す問題である。
[編集] 化学
化学に対する基本的な理解、および素早い計算力が問われることが多い。計算量は多い。
【理学部】計算力重視の問題が多い。知識問題での失点を最小限にとどめ、計算問題でどれだけ粘れるかが大切である。特に化学科受験生は計算練習をしっかりとしておくことが大切である。
【薬学部】化学の配点が大きいので化学の出来が合否に大きく影響する。有機化学の分量がやや多い。知識問題が多いが有機の知識問題では高度なものが出題されることがある。過去問に類似していることが多いので過去問対策は重要である。
【工学部】理学部に比べると知識問題の割合は多いが、計算量の多い問題もあるので素早く正確に解くことが重要である。
【理工学部】他の学部に比べると知識問題の分量が多い。高得点が取りやすいので7割以上は確実に取りたい。
[編集] 生物
分子生物学領域の問題が多い。応用生物科学科では遺伝の計算問題が出題されることもあり、思考力と計算力が問われる。知識問題は少ない。限られた時間で問題文を適切に判断、計算していく能力が問われる。生物工学科は応用生物科学科よりシンプルな問題が多い。現象に対する理解を確認するだけではなく、それらを応用する力が求められるため、暗記型の学習では対応できない。
[編集] 世界史
経営学部のみ選択可能。傾向が安定しておらず、論述を課す年とそうでない年がある。近年は易化傾向が見られたが、油断は禁物である。問題に癖があり、奇問難問が多く、2006年度は専門家レベルの知識が求められたが、合格者平均点は50パーセント程度なので、経営学部志望者は6割~7割を目指すと良い。
[編集] 国語
経営学部・甲型受験者必須。全国の国語の入試問題の中でも、驚くほどの長い文章を課す。その分量は本文のページだけで10ページ近くに及ぶ。しかも、その問題のほとんどが字数指定無しの記述式で、難易度は筑波大学、広島大学の国語に匹敵するほど難しい。大問2問構成で、試験時間は100分である。諺や国文法に関する知識も問われ、単独での古文、漢文の出題は例年見受けられないものの、現古融合文は年によって課されるため、古文と漢文の学習は必須である。