青山学院大対策

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本項は、青山学院大学の入学試験対策に関する事項である。 青山学院大学は、首都圏における私大の一つ。2011年、2012年を境目に文系学部の青山キャンパス回帰が行われるため、今後の難易度の上昇が予想される。

英語の難易度が全学部を通して高い。他の教科は割と難易度は低めなので青学を第一志望にするなら英語を徹底的に勉強するべきであろう。しかし、経営学部の問題は総じて平易なものが多いが、法学部、国際政治経済学部などは自由英作文などを課すため、私大特有の対策が必要であろう。

目次

[編集] 文学部

[編集] 英語

[編集] リスニング

[編集] 国語

[編集] 世界史

[編集] 日本史

[編集] 国際政治経済学部

[編集] 英語

大問1は英文の内容を要約する問題。過去問や他の大学の似たような問題で練習をすれば問題無いだろう。大問2は60文字程度の自由英作文。60字なので決まったパターンを使えば大部分を書けるが、日本語でも書くのが難しいような問題(例えば07年度の問題)が出る場合があるので、注意が必要である。ここまでは記述式で、以下はマークセンス方式。大問3はパラグラフの内容理解で、大問4,5は長文問題が出され、それぞれ内容真偽判定問題、内容一致問題。大問6は空所補充形式で、文法や慣用句を問う問題。素早く解いて他の問題に時間を回したい。最初の大問2つに時間を割く割合が大きく、長文問題をいかにすばやく処理するかが鍵である。

オーソドックスな受験勉強以外にも英語に慣れるためにペーパーバックや英字新聞を読む事も対策として有効である。

[編集] リスニング(B方式のみ)

問1、2はセンターレベルである。ちなみに、センター試験のリスニングは英検2級レベル。問題なのは、問3以降であり、こちらは英検準一級レベルに相当する。リスニング対策としては、東大の赤本についてくるリスニングCDが適当なレベル。リスニング対策には、音読も効果的であり、CDなどでシャドウイングをしてほしい。音読のメリットは、英文を直読直解(文の頭から、返らず理解すること)ができるようになることである。これは、聞く英語が決して巻き戻せないこと(CDなどで意図的にするのは別にして)からも納得がいくと思う。結果、よりクリアに英文を聞けるようになる。リスニング対策としては、ディクテーション(聞いて書き取ること)も効果的であるが、こちらは一回に所有する時間が長いため、シャドウイングをメインにしつつ、平行して行うとよい。

[編集] 国語

稀に現古融合文が出題されることがあるが、2003年度以降出題されておらず、ほぼ現代文のみの出題。一年間しっかり勉強すれば、本学部のために特別な対策は必要無いだろう。

[編集] 世界史

16世紀以降の近現代史を出題範囲として限定している。その分やや深く突っ込んだ出題がされることもあるが、教科書、用語集を軸に勉強していけばそれほど怖くない。マニアックな知識をたずねられたところで、答えられる受験生はほとんどいない。

[編集] 日本史

出題範囲は17世紀以降。ある事柄の年月日や外人のフルネームを問うなど難問も出題されるが、それらを無視して基本的な問題を正解する事が大切である。記述式とマーク式の併用なので、答えを知っていても漢字が書けない、などという事態は避けたい。04・05年度には論述問題が出されたが06-08年度は出題されていない。

[編集] 政治経済

「国政政治経済学部」というだけあり、国際的な問題(特にEUやUNについて)のレベルがかなり高い。国内の制度や事例については基本~通常レベルだが、正確な知識を要求する問題が多い。政治経済という科目では珍しく、毎年200字程度の論述が2題出されている。この論述は国内の基本的ことを問うものと、国際的でレベルの高いことを問う問題が出される傾向にある。問題数からみて、論述対策は必須と言える。論述以外では、リカードの比較生産費説や国際連合憲章など、頻出の項目もあるので、過去問の研究が有効である。他学部の問題では、文学部と問題の傾向が類似している。

[編集] 法学部

法学科のみ。とにかく英語系科目の難易度が非常に高いのが特徴で、A方式においては試験時間が60分というかなり本格的なリスニング受験も実施している。入試のみならず入学後もかなり英語に力を入れており、他大学の法学部と比較してもかなり英語色が強い。受験方法も独特で、同大学の他学部のように英国地歴のA方式、2教科型のB方式などとは分かれず、なんと地歴の独立問題が課される受験方式が存在しない(全学部日程入試を除く)。さらにA方式は私立法学部にしては珍しく数学受験が可能である。


[編集] 英語

法学部の英語の難易度はかなりハイレベルであり、青学各学部の中でも総合的な難易度では最難関であろう。MARCHの標準的な英語のレベルを大きく逸脱しているといっても過言では無く、MARCHを第一志望とする受験生にとっては非常に難度が高いものである。毎年合格者平均点、最低合格点ともに他学部より低いのは、この理由によるものも大きく関連している。試験時間は90分であり、2008年以降大問は5つである。

大問1は長文読解であり、青学の他学部の問題と比べるとかなり膨大な分量をこなさなければならない。受験問題においては800語以上で超長文(標準的な英語長文問題の長さを大きく逸脱して長いもの)と定義される中で、1500ワード前後という非常に長い英文読解を課される。慶大の各学部、早稲田国際教養・法・政治経済)、中央総合政策)など、いわゆる超長文を課す大学の中でも特に多い語数とされ、年度によっては2000ワードを超すこともあるので時間配分には十分注意が必要である。専門用語はおろかマニアックな学術用語など、見慣れない単語にも脚注は一切つくことがなく出題されるため、単語対策と合わせて文脈を捉える力をつけておくことは必須である。年度によってはJapan Timesの原文がそのまま出題されたり、そうでなくとも長文のテーマは非常にタイムリーであり、まるで英字新聞を読まされているような感覚にとらわれることがほとんどなので単語、長文対策ともに早慶レベルの対策をしておくことが望ましい。下線部和訳、空所補充、内容一致、表題選択を基本に年度によって文法要素が加わることもある。基本的に内容が聞かれる設問がほとんどであるため、しっかり精読する必要がある。

大問2も内容一致を中心とした長文読解である。2010年度入試より大きく傾向が変わった。従来は文章整列、文章補充が主であったが2010年度より9問に渡る内容一致を中心とした設問に変わった。全問マークシート方式で基本的にセクションごとに内容一致に関する設問が中心であるが、主題選択や同意語句選択などもある。

大問3は会話文が出題され、空所補充を要求される。センターレベルはもちろん、同レベルとされる他大学のものとはケタ違いの厄介さであり、ただでさえ難易度が相当に高い法学部の英語の中でも正答しづらい問題のひとつである。全問選択式であるが、いわゆる受験英語の枠を超えたナチュラルな会話文を知っていないと完答は難しいであろう。上智大学の大門3や慶応法学部などの大問2と形式、難易度ともに似ているのでこれを解くことも対策になるであろう。題材としては大学生活に関するものが多い。

大問4は文法問題である。大門1や3に比べると比較的平易なものが多いので、十分に得点しておきたい。

大問5は自由英作文が課される。形式としては例年課題文を読み設問に沿って100ワード程度の英作を要求され、大学入試の問題としてはかなり本格的なエッセイ能力が問われる。課題文の長さはいわゆる標準的な長文読解問題の文章より長く、内容も決して平易なわけでは無いので読むだけでかなりの時間をとられてしまう。さらに100ワード前後という縛りも受験生にとってはかなりきついものである。そのため例年、大門5に辿りついたもののエッセイを書くに至らず時間切れになる、時には大門5にすら到達出来ない受験生が多い。

総評としては、とにかく時間との勝負である。英文の量は単純に多いだけではなく難易度もかなり高いものなので、テンポよく90分でさばくにはかなりの英語力が必要である。 大門4までですらも90分でこなすには慣れていなければギリギリな印象を受けるにもかかわらず、さらに大門の中で一番時間を取るであろう大門5が待ちかまえているため、とにかく大門1をどれだけ適切かつ素早く処理できるかが鍵になる。大門5にしっかり時間を残しておきたい。 今年度の10年度入試においても例年同様に単語に脚注は一切つかず、設問や指示も基本的に全て英語、長文の分量も超長文の領域と相変わらず相当な難易度の出題が続いているので、11年度入試もしっかり英語の対策を練っておく必要がある。

[編集] リスニング(A方式のみ)

全答マークシート形式で、ディクテーションなどは課されない。

法学部のリスニングは非常に独特であり、一般的な対策が難しい。同学の国際政治経済学部などで実施されるリスニングとは形式が異なるので注意。難易度は非常に高く、早稲田大(国際教養学部)、一橋大、東大など他のリスニング実施校と比較されることがあるが、難易度でいえばそれら他校とは一線を画す難しさであり、センターレベルのリスニングで満点が難しいレベルでは全く歯が立たないであろう。TOEICやTOEFL、英検準一級の対策が適当であるとされるが、語句、スピード、長さのすべてにおいてそれ以上の難易度で出題されているのが現状である。特に会話の長さにおいては10分近く立て続けに会話が続くこともあり注意が必要である。会話者のアクセント、発音も非常に多彩であり、日本人や中国人、ネイティブアメリカンなど英語を母語とする者以外がそれぞれ独特な発音で会話者になっている場合も珍しくない。ジャンルとしては英検、TOEFL、TOEICなどとは全く異なったものと考えたほうが良い。 形式的な対策では全く歯が立たない場合が多いので、とにかく日常的に耳を自然な英語に慣らしておくことが一番効果的な対策であると言える。映画やテレビ番組、音楽、ニュースなど多彩な素材から英語を聞く習慣をつけておくことがとても大事である。

[編集] 数学(A方式のみ)

例年試験時間は60分であり、大門は3~4つが定着している。

出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)となり、図形と方程式、平面図形、ベクトル、三角形数、微・積文法、対数係数から出題された。例年、教科書の節末・章末問題程度の平易な問題が大半である。よく勉強している受験生にとっては、どこかで見かけたと感じる問題がほとんどであり、苦手な分野も作らなければ時間的にも適当であろう。

[編集] 国語

英語やリスニングに比べてかなり平易な内容となっている。2008年度からは古文、現代文が1題づつ出題されるのみであり、問題量としても一般的な受験問題としては少ない部類に入るので時間的にもかなり余裕があるはずである。難易度もセンターの現代文、古文と同等のレベルかそれより平易と考えてよい。しかし、その分平均点も非常に高いためここで確実に得点しておく必要があるだろう。受験者層のレベルの高さを考えると、この程度の問題の難易度であれば1問失点するだけで命取りになる場合もあることを注意しておくべきである。特にA方式受験者は英語、リスニングでの得点が難しい分、国語では満点を狙っていきたい。

[編集] 地理歴史・公民科目(センタープラス方式のみ)

世界史B、日本史B、地理B、政治経済、現代社会、倫理から一つ、センター試験得点を使用する。複数科目を受験した場合はその中から高得点の科目を使用する。毎年ボーダーは大体86%程度であるが、英語で点数を望めない場合はここで9割を目指しておくことが望ましい。

[編集] 経済学部

[編集] 英語

「英語の青山」だけあって各問題ともレベルが高い。

長文は2題で構成されるがそのうちの1題の同意語選択は難易度が高く、一般単語集(ターゲット、フォーミュラ等)ばかりか難関大向け単語集(単語王2202など)に記載のない単語に傍線が引かれている。もちろん文脈で規定できるものもあるにはあるのだが、中にはどちらとも答えと言えるような微妙な差異の判断が求められるものもあり難易度が高く、また1文1文の構造も複雑な箇所がいくつかありそう言った点でも難しい印象を受ける。

この他の問題は経営学部と類似しており英作文や会話文、文意に合うような適切な熟語選択など問題パターンは多様にわたり、難易度も総じて高い。

長文が経営学部よりも難易度が高いことから、合格に必要な点数は経営学部よりは低いと見て良いであろう。2008年入試は易化が見られたが英語の学習を疎かにしていると手も足も出ないという事態になりかねない問題である。

[編集] 国語

日ごろの国語学習の成果がそのまま結果となる問題である。

現代文:問題文は決して平易ではないが、日ごろから学習をしっかりと進めてきた受験生にはさほど硬質には感じられないであろう。問題も空欄補充や空欄適語挿入、内容一致などいたって普通の問題であり、悪問、奇問もみかけない良問と言える。しっかりと論理を追い、要点をつかまえれば高得点も狙える。

古文:古文も傍線部解釈や慣用表現(え~ず、な~そ)の理解、係結びの法則などいたって普通の古典の問題である。古典単語、助動詞を中心に特別なことではなくて普通の古文学習を進めていければ充分に通用する問題であると言える。

英語が難しいので、ここでの失点はできる限り押さえたいところだ。

[編集] 世界史

この教科も経営学部同様、教科書、用語集を中心とした対策で合格点越えが期待できる教科である。

問われる選択肢や記述が求められるものもしっかりとした学習ができていれば迷いなく対応できるものばかりである。

問われ方などは経営学部と似ているので経営学部の赤本を対策としてやって見るのも有効である。この教科で合格点を落とすようだと正直厳しいものがある。

[編集] 日本史

[編集] 政治経済

[編集] 経営学部

[編集] 英語

やはり「英語の青山」と言われるだけあり長文2題の分量は割りと多い。しかし難易度はそれほど高いわけではなく、青山学院大学を志望する受験生の英語レベルを考えると落とすことはできない。落としてもせいぜい2問が限度だろう。

しかしながら長文以外の設問、特に会話文と空欄に入る適切な語を選択させ熟語を完成させる問題は英語独特の言い回しや比喩表現などを見抜く力が試されており、かなり難易度が高い。(例:stick one's nose into:話に割り込む make the head or tail of:理解する hit the nail on the head:図星をつく)これにはかなりの対策が必要だ。

また英作文も日本語だと一見簡単そうに見えるが、いざ英語で書こうと思ってもなかなか表現が思いつかないような難易度の高い問題が出題されている。これは市販の例文集で対策を講じるしかない。

総じて見ると難易度の高い問題もあるが全てではなく、長文が全問題の約半分を締め、難易度もあまり高くない事からレベル的には青山学院大学の割にはやや易といえよう。しかしながら英語の学習に抜かりがあると満足な得点は取れないと言うことも肝に銘じておくべきである。英語で最低7割は確保したい。

[編集] リスニング

[編集] 国語

一部難関大学に見られるような難問や奇問はないストレートな国語の問題である。

現代文:空欄補充、適当箇所抜き出し、漢字、接続詞選択など問題は多様にわたるがしっかりとした国語の能力を身につけていれば難しさは感じない問題である。また問題文も比較的読みやすいため読解にも時間はかからないように思われる。しかし手を抜いた学習で対抗できる問題ではなく日ごろの現代文学習の成果がそのまま結果となるような問題と言える。

古文:古文も現代文と同様、しっかりとした学習をしていれば充分に対応できる問題である。こちらも傍線部解釈、空欄補充、主述関係など多様にわたるが問題文が複雑ではなく内容も読み取りやすいためこれも日ごろの成果がそのまま形となる問題であろう。傍線部解釈に関しては単語の意味を知っているとそれだけで選択肢が絞れたり、あわよくばそれだけで正解が導き出せる場合もあるので助動詞や接続や古典常識などももちろん必要であるが古典単語に重点を置くと良いかもしれない。

現代文、古文を総じて考えるとレベル的には標準である。

[編集] 世界史

しっかりとした学習を進めていれば高得点が期待できる問題である。

地域別で見ると青山学院大学という大学の性質上、西洋に重きがあるように思われる。なので西洋は国別や時代別にしっかりと流れや出来事を整理しておく必要がある。

もちろん「世界」史なのであるから西洋の対策だけでは物足りないのは明らかである。東洋に目を移せば特に中国史が頻出で内容もやや深いこともある。中国の王朝名や皇帝名、政策などはしっかりとした整理が必要だ。また年号で王朝名が特定できる場合もあるので年号のチェックも手抜かりなく行いたい。

またラテンアメリカやアメリカ合衆国、東南アジアからの出題も充分に考えられるため結局はどこということなく、全ての地域を満遍なくやるということが必要である。

時代も古代から現代まで特に偏って学習するのではなく幅広く学習する必要がある。

分野別に見てもコーヒーや遺跡などのテーマで大問1問が形成されることがあるし、文化史も内容まで熟知していないと解けないような問題も稀に見られるので対策を立てておきたいが、経営学部という学部の性質上、経済関係の事項(例:プラザ合意、アジア太平洋経済協力会議など)は特に力を入れておくべきだろう。

教科書、用語集を中心とした学習で対応でき、高得点を狙える標準的な問題である。

[編集] 日本史

標準レベルの問題が大問3題で概ね特定の時代が区分されている。マーク式の問題と記述式の問題があり、出題方法はオーソドックスで癖のない出題方法が多い。出題方式で難易度や形式があまり変わらない同大学の社会学系の学部で対策すると効果的であるといえる。古代から近代よりも近現代から現代(戦後)の出題の方が記述が多いのも社会学系の特徴なので、赤本の問題演習はもちろん日頃の学習から意識するべきであろう。なお、2010年経営学部では1970年代の10年スパンでかなり細かい知識まで問われたこともあるので、戦後政治は差をつける意味で怠ることはできない。

[編集] 政治経済

[編集] 理工学部

[編集] 社会情報学部

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