エスペラント/文法/代名詞
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人称代名詞
[編集]人称代名詞には、以下の様なものがある。
単数 | 複数 | |
---|---|---|
一人称 | Mi(私,I) | Ni(私たち,We) |
二人称 | Vi(あなた、君,You) | |
三人称 | Li(彼,He) | Ili(彼ら,They) |
Ŝi(彼女,She) | ||
Ĝi(それ,It) |
代名詞には、所有格や目的格もある。しかし、それは主格から作られる。(Miを例にして考えよう)
所有格 → 主格 + a (Mia:私の)
目的格 → 主格 + n (Min:私を)
所有格は、形容詞語尾-aを、目的格は、対格語尾-nをつけることであらわされています。
再帰代名詞と一般人称
[編集]再帰代名詞:si 一般人称:oni
三人称の主語が同一文中に現れるとき、再帰代名詞・siは用いられます。たとえば、次の例があるでしょう。
Li amas sin.(彼は自分を愛しています。)
ただし、主語がもう一度現れる場合ですから、次のような場合は違います。
Li amas ŝin.(彼は彼女を愛しています。)
このように、三人称の代名詞が二度あらわれたとしても、それが主語でなければ、再帰動名詞は用いません。
また、一般人称oniというのは、人は~,世間が~といったことをあらわします。
Oni diras, ke Lincoln estas granda prezidento.(人は、リンカーンは偉大な大統領だという)
このように、世間一般が言っているようなことは、oniであらわします。