エスペラント/文法/時制

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

時制には、現在・過去・未来の3つがあります。それぞれ、不定詞の語尾"-i"を取り除き、"-as","-is","-os"といった語尾をつけることであらわします。

現在形[編集]

現在形は、語尾が-asになっています。

est-i(不定詞)  → est-as(現在形)

現在形では、主に3つのことを表します。

現在の状態[編集]

Mi estas gaja.(私は楽しい)

現在継続中の事柄[編集]

Mi kuras.(私は走っている)

物事の真理・法則[編集]

Akvo glaciigas en nulo grado.(水は零度で氷る)<Warter freezes at zero degree.>

過去形[編集]

過去形では、語尾が-isになっています。

また、過去形では、次の3つのことがらをあらわします。

過去の出来事[編集]

Mi manĝis kareon.(カレーを食べた)

現在完了形[編集]

Mi ĵus finis testo.(テストを終えたところだ)

過去の習慣[編集]

Mi fumadis.(私は喫煙していた)

語幹と語尾の間に,-ad-をいれることも多いようです。

未来形[編集]

未来形では、語尾が-osになります。

また、次の二つのことを表します。

未来の動作[編集]

Ni manĝos kareon.(カレーを食べるだろう)<We will eat curry.>

未来の状態[編集]

Akvo bolos je tridek minuto.(30分したらお湯が沸く)<Water boil at a thirty munute.>