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「釈迦」の本名である。
当時、カースト制度で教徒を管理したバラモン教圏に王族としてうまれながら、そのおしえへ疑問をいだくようになり、現在のインド北部ガンジス川中流域で仏教を提唱した。
彼のといたおしえは各地へとひろまり、細分化され、さまざまな形へとかわりながらも、現在もつづく世界三大宗教(世界宗教)へとなるにいたった。
仏教のおしえは、各地でこまかくニュアンスのちがうものとなったが、きまって禁欲的であり、己をりっして悟りをひらくことで、永遠の真理をえられるというものであった。